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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo04/day-20080824.html
【転載】 第9回専門家会議の報告書(案)に絞込み調査の結果が外されています!
専門家会議で、汚染絞込み調査のデータ捏造が指摘された請負業者のことを下記のエントリーで書いたところ、表題の内容をメールでいただきました。驚きです。後半に転載します。
読んでくださったものは、
2008-08-21
『イシハラ氏と電通とそしてオリンピックと(33年前の都知事選:日経『私の履歴書』より)』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10129698842.html"
です。
この絞込み調査は東京都の言い分では、汚染があることを認めて、リスクを見積もるために欠かせない重要なステップのはずでした。
なのに、東京都はこの調査結果を闇に葬ろうとしているのではないでしょうか??
(ひょっとしたら「工法の検討に織り込んだ」などと言い訳をするかもしれませんが、その工法の検討=技術会議そのものが密室で行われています)
まだ(9月末までは)結果が出ないということ自体が、専門家会議終結の無効の理由および、工法を決定しようとする技術会議が成立し得ないことをわたしも書いてきました(無効を呼びかけた声明文もあります)。
東京都と専門家会議は、都庁で一般人の傍聴した席上で、「たしかに最終報告を受領していないが、速報ではそれなりの内容は網羅されている」という趣旨のことを語っていたのに、報告書(案)にわざわざ添付を取りやめしていることには、よっぽど後ろめたいところがあるのか、あるいは技術会議を強行するには目障りなので外したかのどちらかでないのか、わたしも推察しないではいられません。
あるいはさらなる可能性として、データ捏造があると東京都は事前に分かったので、それを糊塗するためにあえて9回目に削除していたということもありえるのでしょうか(あくまでも想像ですが。
調査の偽装捏造は、今まで分かっているだけでも2種類あり、それぞれ深刻なものです。
この2点が別の業者であることも、東京都の進め方、管理の不手際あるいは癒着によるデータ信頼性の欠如を表すものです。
◆調査日程の偽装が暴かれた例
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10120655837.html"
◆シアンの検出限界(超過値)偽装の例(せっかく正しい値を書いていたのに)http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10130150135.html"
もちろんのこと、昨日のエントリーで示したように、東京都自身が専門家会議や絞込みデータをもとに、汚染・地層・処理方法の可能性など全面的な大捏造をやらかしています。
いただいたメールを転載します。
改行を一部改訂させていただき、強調を加えました。ありがとうございます。
〜〜〜ここから
「第9回専門家会議の報告書(案)に絞込み調査の結果が外されています!」出来事録を読みました。忘れないうちに書き止めます。UPされた文章についてです。
リンクにあったこの記事、
http://ideacon.jp/contents/media/pdf/080131dojo.pdf"ここにあった「土壌汚染解析、コンサルティングは7月まで、納期が9月30日」、で気が付きました。
日本環境学会の坂巻先生の指摘された、「業者の報告書が9月にならないと提出されないので見せられない」と言うの都の回答はここから来ているのですね。
業者の報告書が出る前に専門家会議の報告書(案)が7月26日に出てしまった訳です。
4100箇所に及ぶボーリング調査は専門家会議の報告書(案)の主要な部分に該当するのに、専門者会議は業者の報告書も読まずに、結論を書いてしまったことになります!!
(9月30日に納品予定の報告書とは、専門家会議報告書(案)の5〜7章についての、裏づけになる業者報告書です。)坂巻先生はこの様な調査の場合「通常調査に1年、分析に1年、報告書に1年、合計3年掛かる。」と話されました。今回の調査は2月に調査を着手したとしても,8ヶ月足らずの異例な短さの納期です。なぜこんなに急がなければならなかったのでしょうか。
この4100箇所の調査の結果、汚染のひどい箇所について441地点の深度方向の「絞り込み調査」が6月いっぱいまで続きます。
そして絞りこみ調査の結果は第8回(7月13日)で調査報告(速報?)がされています。汚染のポイントが少ないという決定的な不備はあるものの、深度方向の汚染の状態を探るのに重要な調査だったと思います。ところが第9回の、専門家会議最終結論の報告書(案)からはそっくり、はずされていました!!なぜでしょう??
この絞込み調査を論じなければ、深度方向の「対策」とやらは提示できない筈です。「無責任!」の一言に尽きますが、いったいなぜ?
考えられること。
1 専門家会議の委員が深部方向の汚染について触れた上での結論を出すのを拒んだ。
2 深部方向の汚染処理は液状化対策も含め、工法との絡みもあるので結論を出すのを先延ばしにした。
技術会議の範疇とした??3 調査は行ったが、解析やコンサルティングの報告書まで到っていない。
(坂巻先生が捏造を指摘された調査日は6月28日でしたから、少なくとも6月いっぱいは調査していた) つまりは大慌てだったということ。4 深度方向の汚染についての報告であれば、有楽町層の汚染に触れなければならない。そこをぼかしておきたかった。
8月26日の専門者会議報告書 本編ではP9−1に今後東京都がとるべき対策のところで「対策の為に必要な調査として」絞込み調査のことが出てきます。
やはり専門家会議は絞込み調査の結果を反映せずに「深度方向の対策」の結論を出してしまったということです。改めて酷いなと思いました。では絞込み調査については、何時、誰が報告するのでしょうか!
これで汚染対策の工法の公募と、技術会議のスタート(8月15日)を切ったのですから、話になりません。
ところで、7月26日専門者会議(最終)の議事録が都のHPにUPされたのは8月15日とされています。技術者会議の第1回開催日に合わせています。
「都民には有無を言わせない」かの高圧的な都の姿勢が一層、腹ただしいです。
〜〜〜ここまで転載
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