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(回答先: 「北京五輪」の影の下で……日本のわれわれにいまだ届いていない重要なニュースを2つ 投稿者 ヤマボウシ 日時 2008 年 8 月 20 日 12:34:09)
これでまず、わたしが驚いたのは、「地上8階建て、総床面積50万平方フィート、日本円で450億円もの工費をかけた」建物といえば、建設に2〜3年かそれ以上はかかるはずで、とすると、日本ではほとんど対中冷戦時代とも言えたコイズミ政権当時から準備が始まっていたと考えられることです。
現在の米中接近は近々の米国の政権交代と関係すると考えるのが普通でしょう。ある右派系のブログでは、昨年1月の中国による衛星撃墜実験の成功で、米国が軍事的覇権を失って譲歩した結果が米中接近だと書いており、軍事一辺倒的世界観からすればそういうことにもなるのでしょう。
いずれにしても、米中接近はここ1〜2年以下の出来事であるかのように見え、新大使館も調達が急遽決まって、たとえばオリンピック目当てのホテルとして建て始められた建物を米国が金に糸目を付けず買い取ったとも考えられます。ところが調べてみると、なんと新大使館の建設が始まったのは2004年1月"だということで、建物自体、最初から大規模な大使館として計画されたとみて間違いないようなのです。
http://beijing.usembassy-china.org.cn/new_embassy.html
ということは、最低、数年以上前から「米中蜜月」は予定されていたということになるのでしょうか。なにしろ「地上8階建て、日本円で450億円もの工費」だそうですが、わたしの出身大学の創立120周年記念として数年前に建てられた10階建て校舎の工費が100〜150億だったと思います。物価がまだまだ安いはずの中国でそれだけ投資したということは、少なくとも直接「敵」にする予定はなかったということでしょう。
とすれば、現在の北朝鮮問題の成り行きも何年も前から「想定内」であり、その裏で、あのけたたましいアベシンゾーの北朝鮮脅威プロパガンダとそれに乗せられた大衆があったことになります。
いずれにせよ、今後の日本の趨勢の主導権が親中派に移ることは確定的となったようです。
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