★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK52 > 513.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
全文
http://www.shimotsuke.co.jp/media/130/php/kikaku.php?f=p&k=1
一八四一(天保十二)年十一月三日、この家で正造は生まれた。二十五歳の父富造、二十二歳の母サキの長男で、幼名を兼三郎といった。正造の家は村では中程度の自作農で、祖父の代から下野国安蘇郡小中村、六角家知行所の名主を務めてきた。名主は代官の命を受け、年貢の取り立てなど農村全般を統括する役目を担っていた。
時は江戸末期。正造が生まれた年には老中水野忠邦による天保の改革が始まった。また天保の大飢饉(ききん)の影響で農村は疲弊し、百姓一揆や打ちこわしが続発するなど社会不安が広がっていく。下野国でもこの時期、佐野や栃木で打ちこわしが相次ぎ、足利郡小俣村でも百人を超える農民が穀屋に押し掛けた。その後の世直しや明治維新を暗示する、こんな激動の時代に正造は生を受けた。
この“天保世代”には歴史上の英傑が名を連ねている。正造の六歳上には坂本龍馬と土方歳三がおり、四歳上には最後の将軍徳川慶喜、三歳上にはのちに正造の政友となる大隈重信がいた。また近藤勇、桂小五郎、福沢諭吉、足尾銅山を経営する古河市兵衛もこの世代に属している。
1867(慶応3)年には下野国南部の尊王派を中心に出流山事件が起きた。赤尾塾の出身者も参加したが、幕府転覆を画策したとして多くが捕らえられ処刑された。正造は母の忠告を守り挙兵には参加しなかった。
コメント
150年という月日を人によってははるか大昔に感じる人もいれば、日本は幕末からたった150年しかたっていない、外資の介入はそこから始まり今に続いている、と認識している人もいるでしょう。
昔の大衆の方がよっぽど国民主権の概念を理解していたんじゃないか、という皮肉。だまってどんどん自殺していくのは、まるで別の国民性の様。
マイケルムーアの動画にあるように、恐怖と弱体化で支配されている証左じゃないでしょうか。
いまさらですが、マイケルムーアのシッコがネットに落ちていましたので、見てない人はお勧め
http://www.asyura2.com/08/iryo02/msg/266.html
>>
Sickoには、医療問題だけではなく、権力者がいかに人々を支配するか?という指摘がされています。それは、国民を弱らせる事と、恐怖で支配する、という。
<<
関連
政府の統計には実態を表さないものが多い。自殺数について
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/359.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK52掲示板
フォローアップ: