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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008080902000125.html
野田、枝野両氏が焦点 民主代表選 出馬へ推薦人確保必要
2008年8月9日 朝刊
九月の民主党代表選で、三選出馬が確実視される小沢一郎代表の対立候補が出るかどうかは、野田佳彦広報委員長と枝野幸男元政調会長の対応にかかってきた。カギを握るのは、立候補に必要な国会議員二十人の推薦人確保だ。
小沢氏の有力な対抗馬とみられていた岡田克也副代表は、七月三十日に「現時点で代表選に立候補しようという強い意欲は持ち合わせていない」と発言。前原誠司副代表も今月六日、「コーディネーターとしての役割に徹したい」と、相次いで不出馬を表明した。
その結果、注目を集めることになったのが野田、枝野両氏の動向だ。野田氏は「(出馬する人が)誰もいないときは可能性はなくはない」と含みを残している。枝野氏も、出馬を含めて検討する考えを明らかにしている。両氏は、月内にも対応を決めるとみられる。
両氏の周辺には、代表選が無投票になれば、衆院解散・総選挙に向けて党の政策をアピールする絶好の機会を失ってしまうとして「主戦論」が根強い。
ただ、野田氏が率いる野田グループ、枝野氏が属する前原グループはいずれも中核メンバーが二十人前後。候補者擁立へ一枚岩というわけでもない。党内の大勢は小沢氏の三選支持へと傾いており、両グループが連携しても推薦人が確保できるかは微妙な情勢だ。
衆院選の選挙基盤が固まっていない若手にとって、推薦人に名を連ねることは、それなりの覚悟が必要になる。公認権、人事権を握る小沢執行部に反旗を翻したと受け取られかねないためだ。両グループ内には、「一回生は推薦人にできない」との意見も出ている。
こうした事情を見透かしたように、小沢氏支持の議員からは「推薦人二十人は集まらないだろう」(ベテラン)、「出られるなら出ればいい。結果は同じだ」(中堅)と余裕の声も漏れている。 (竹内洋一)
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