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米原潜放射能漏れ 「艦の安全管理に不備」 藤田元慶大助教授が指摘
2008年8月9日 00:54 カテゴリー:九州・山口 > 長崎
佐世保にも寄港していた米海軍原子力潜水艦ヒューストンが2006年から放射能漏れを起こしていた問題で、元慶応大助教授で原子力問題に詳しい藤田祐幸氏が8日、佐世保市で講演し「米軍が2年間も気付かなかったことに驚いた。潜水艦に放射能漏れを検知、警報する装置がなかったということでは。乗組員の被爆被害も心配だ」と米原子力艦の安全管理の不備を指摘した。
講演は、6年ぶりに同市で開かれた原水爆禁止世界大会長崎大会の特別分科会の一環で、テーマは「検証 原子力の軍事利用と平和利用」。
藤田氏によると、原子力艦は原子炉の高熱でうまれる蒸気でタービンを回し、スクリューの動力源と艦内で使う電気ができる。原子力発電所の原子炉と同じ構造という。
藤田氏は「『放射能の量は極めて少なく、人体に影響はない』という米側の説明に納得してはいけない。どこから、どこに漏れたのか、なぜ漏れたのか、米軍に追及すべきだ」と、外務省の対応を厳しく批判した。
佐世保港で実施している放射能測定調査については「5年、10年の単位で継続しないと、生態系に与える影響は分からない」と測定調査の充実を図るよう促した。
=2008/08/09付 西日本新聞朝刊=
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