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衆院議員の任期満了まで1年余と迫り、各党幹部から解散・総選挙の時期をにらんだ発言が飛び交い始めた。室蘭の各党支部でも着々と選挙準備を進め気を引き締めている。10日に投開票を迎える登別市長選は、実質"自民・民主"対決の構図だけに地方の前哨戦として注目だ。結果を受けて支部段階も総選挙モードに入る。
◆───自民
自民党室蘭支部の徳中嗣史支部長は「年内総選挙はまずないだろう」と見通しながら「臨時国会次第ではどうなるか分からない。いつあってもいいように、準備は整えておく」と態勢構築を急ぐ。
9区候補予定者の川畑悟氏は今年初めから団体、企業、商店などを回り、知名度の浸透に全力を挙げる。後援会は立ち上げていないが、"ふるさと本音党"と自称するなど、従来の政党色を薄める独自の行動を取っている。
徳中支部長は「登別市長選で推薦候補を当選させる。それを弾みにして、川畑氏の若さを前面に出していくのが得策」と総選挙への戦術を語る。
◆───民主
民主党は昨年9月に第9区合同選対を立ち上げ、今年2月に室蘭地区選対を発足。水江一弘室蘭支部代表は鳩山由紀夫幹事長の8選に向け、「いつ解散・総選挙になっても対応できる」と準備万端をアピールする。
民主、連合、鳩山後援会の3軸連携をさらに強化し、街頭演説や党員・サポーター勧誘などを通して、着々と支援の輪を広げている。"中だるみ"が懸念されるが「緊張感を切らさずに活動している」。
解散した後、鳩山幹事長の地元入りは限られるだけに、3軸が強力にバックアップ。当面の登別市長選でも連合を中心に側面支援する。
◆───共産
日本共産党室蘭地区委員会は街頭演説やミニ集会を精力的に実施する。「来年夏の都議選前後の3カ月は解散しないだろう。早ければ年内か年明け早々」(高橋克美委員長)と予測。「ただし、今年9月以降はいつ解散・総選挙があってもおかしくはない」と気を引き締めて、政府与党の動向を注視している。
「福田政権では年金や原油高騰への対応など任せられない」と政権交代の必要性を訴える。9区に擁立予定の佐藤昭子氏は9、10日に西胆振入り。「戦いの場を盛り上げて支持を広げたい」と意気込んでいる。
◆───公明
公明党室蘭総支部は「いつ解散・総選挙があってもおかしくない常在戦場。12月の解散、年明け1月の総選挙も1つの選択肢だろう」(西村孝夫総支部長)と語る。
一方で「任期いっぱいの可能性もあり得る」との見方も捨てきれない。「総支部としては今のところ本部の支持がない状態にあり、具体的には動いていない。今は党勢の拡大に向け活動していくだけ」と語る。
◆───社民
社民党室蘭支部は「2大政党では多様な民意は反映されない」と比例道ブロックの1議席確保に重点を置き、公認する山口たか氏の当選に全力を注ぐ。
総選挙の時期について「今年9月か来年1月」とみる又市征治副党首の情勢報告を受け、7月22日に胆振の山口後援会を立ち上げた。今後は「山口氏の浸透を図っていく」(高橋勲夫副支部長)と準備を整えている。
(山田晃司、松岡秀宜、野村英史、石川昌希)
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