★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK52 > 407.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
08年8月6日 週刊文春
全文
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20080806-01-0702.html
「内閣改造に期待する」と答えた人は一〇・三%。「期待しない」と答えた六四・三%を大きく下回った――。七月三十一日の福田内閣改造の決定を受けて、小誌は全国緊急アンケート調査を行った。その結果は予想以上に惨憺たるものだった。
「福田内閣を支持するか」という問いに至っては、「支持しない」が六七・三%、「支持する」はわずか七・〇%しかない。これでは消費税率なみ、まるでかつての森(喜朗)内閣である。
「周りの顔色を窺いつつ政治を動かそうとしているように見える」(三十代女性・歯科衛生士)「月収十五万円以下の生活を知らない方々に民間の生活苦がわかってもらえるとは思えません」(三十代女性・アルバイト)という声に代表されるように、支持しない理由の多くは、「民意が読めていない」というものである。
だが、民意どころか権力中枢にいながら、政治状況すら読めていない人もいた。伊吹文明前幹事長である。
組閣が行われる八月一日朝、各紙の『麻生氏に幹事長打診』という見出しを見た伊吹氏は、「(麻生氏に就任を断られて)もう一回、幹事長をやってくれと言われても、そんな失礼な話はないわな」と、不満を口にした。なぜなら、「官邸に足を運ぶたびに“町村(信孝)官房長官の更迭”を総理に進言」(政治部記者)するなど、前夜、京都から突然呼び戻されるまで、自らの幹事長留任を信じて疑わなかったからだ。
もっとも、伊吹氏がそう思ったのも無理はない。当初、福田康夫首相と森元首相は、気心がしれた伊吹前幹事長の留任を考えていたのだ。それがなぜ、覆されたのか。
発端は自民党と公明党の間にできた溝である。話は道路特定財源をめぐる問題に遡る。民主党が「ガソリン値下げ隊」を結成し、国民に暫定税率の廃止をアピールし始めていた頃だ。
「三月、公明党側は福田首相に対して、『暫定税率はあきらめましょう』と撤廃を求めた。これに対し福田首相は、『どうせ原油高でガソリンは値上がりするから、撤廃しても同じでしょう』と言った。あまりの目線の違いに愕然としたのです」(別の政治部記者)
生活感の違いなのだろうか。庶民層が多い創価学会から突き上げを食らう公明党は、次に後期高齢者医療制度の問題に揺れた。
問題を厄介にしたのが、他でもない伊吹前幹事長の存在だった。連立与党のパートナーである北側一雄幹事長とは不仲で、二人が会食することもない。太田代表が燃料費値上げに苦しむ漁業への補償に言及した際には、「彼らには(公平な)セリのシステムがあるやろ。荷主や運送業者から買い叩かれることはない。漁業だけ特別扱いするのはいかん」と発言して公明党側を不愉快にさせた。
「すでに太田代表はアフガンへの追加支援には『極めて慎重だ』と表明しており、来年一月に期限が切れるインド洋のテロ特措法延長にも、公明党は慎重な構えを示している。それなのに、伊吹さんが北側幹事長や創価学会幹部に頻繁に電話をして、『反対するのか』と聞いても、北側さんたちは伊吹氏に本音を言う気はなく、『そんなことないです』とはぐらかし続けたのです」(自民党関係者)
そんななか、七月二十八日、首相官邸で公明党の太田代表と北側幹事長は、福田首相に早期解散と総選挙を訴えた。
関連
マスゴミの偏向報道に助けられてきた自民 町村官房長官「内閣支持率バラバラ マスコミ世論調査信用できるのか」
http://www.asyura2.com/08/hihyo8/msg/385.html
(内閣改造前。参院選を含めたそれ以降の国政選挙と調査の整合性が、一部の大手マスゴミより高い。政治オぴみオンにいたっては、大手マスゴミより精度が高いと言える程)
政治オぴみオン http://www.imi.ne.jp/abc/cgi/ise_genre.cgi サンプル数5000
内閣支持率12.2%←11.5←12.6←10.9←10.2 民主38.7%←39.3←37.8←41.7←41.2 自民18.5%←17.6←18.1←18.6←17.9
ELECTION http://www.election.co.jp/ サンプル1184
内閣9.5←13.1 民33.7←32.7 自8.8←11.1
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK52掲示板
フォローアップ: