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すごく不安だ（笑） 「「安心実現内閣」…福田首相が改造で命名」
（勤務医 開業つれづれ日記・２）
DATE:2008/08/01(金) 22:29 CATEGORY:■社会問題
福田内閣改造が行われました。
＞「安心実現内閣」…福田首相が改造で命名
…（笑）。
なにかダブるのは
年金の2004年改正、
「100年安心プラン」という
命名に似ているから（笑）（１）？
これは
多くの方が気付いていませんが、
今後問題になる
「マクロ経済スライド」を導入していますから、
単純に
「年金を抑制します」
という悪魔のシステムを年金に導入し、
「（支払いをする）国が安心プラン」
なのです（笑）。
この問題についても、
いつか書くこともあるかと思いますが。
この内閣、
どう転んでも
安心を実現できない気がします（笑）。
国は
社会保障を2200億円
来年度も削ることを決めましたので、
もう、どうしようもないと思いますが…。
「安心実現内閣」…福田首相が改造で命名
2008年8月1日21時58分 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000048-yom-pol
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080801-OYT1T00696.htm
福田首相は１日夜、首相官邸で記者会見し、内閣改造の狙いについて、「政策の着実な実行を図り、国民目線での改革をさらに加速する」と述べた。
そのうえで、今回の改造について「安心実現内閣」とネーミングし、「政策を実現できるような布陣を敷いた」と語った。
＞福田改造内閣は財政再建重視
そうか、
財政再建を目指しながら
2200億円、社会保障費を削りながら
「安心実現」を行う「内閣」
なんだ…（笑）。
今の国の路線からすると、
まったく相反する人事内容と
内閣のタイトルなわけです（笑）。
福田改造内閣は財政再建重視、郵政造反・野田氏も入閣
2008年8月1日21時41分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080801-OYT1T00580.htm
福田首相は１日、内閣改造と自民党役員人事を行い、福田改造内閣がスタートした。
衆院選に備える体制作りのため、党幹事長に麻生太郎・前幹事長を起用。与謝野馨・前官房長官を経済財政相、伊吹文明・前自民党幹事長を財務相に起用するなど、閣内には財政再建重視型の人材を配置した。
内閣支持率の低迷に苦しむ首相は、新体制で政権の立て直しを図る。
改造内閣は、２日午前に皇居で行われる認証式を経て正式に発足する。
内閣改造は昨年９月の政権発足後、初めてだ。１７閣僚のうち１３閣僚を入れ替える「大幅改造」となったが、町村官房長官、高村外相、舛添厚生労働相、増田総務相の主要閣僚は留任させた。
国土交通相には谷垣禎一・前政調会長を充て、経済産業相と法相には二階俊博・前総務会長、保岡興治・元法相を再登板させるなど、手堅い布陣を敷いた。公明党からは初入閣となる斉藤鉄夫前政調会長を環境相として起用した。
次期臨時国会の焦点となる新テロ対策特別措置法延長問題や防衛省改革に取り組む防衛相には、初入閣の林芳正参院議員を充てた。野田聖子・元郵政相が消費者相として再入閣し、首相が重視する消費者庁設置関連法案を担当する。北朝鮮による拉致被害者家族の信頼が厚い中山恭子首相補佐官を少子化・拉致問題相として抜てきした。初入閣は５人、女性は２人だった。
一方、党役員人事では、政調会長に無派閥の保利耕輔・元自治相を起用した。総務会長には、党内第２派閥の津島派の強い要請に配慮し、同派の笹川尭衆院議院運営委員長を充てた。
一連の人事で首相は、自民党の８派閥中、５派閥のトップを閣僚や党四役に取り込んだ。８派閥のすべてが閣僚ポストを確保した。
郵政民営化に反対して自民党を離党し、２００６年１２月に復党した「造反組」からも保利、野田両氏を登用し、挙党体制構築に力を注いだ。
首相は１日午前、首相官邸で公明党の太田代表と党首会談を行って同日の内閣改造を正式に決め、午後の臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめた。その後、自民党新四役を選任し、同日夜には首相官邸で太田氏や自民党四役を交えて、最終的に改造人事を決定した。
町村官房長官は１日夜の記者会見で、「当面する課題はたくさんあるので、一つ一つしっかりとらえ、解決していくことで国民の支持が得られる」と強調した。
与謝野氏らを起用したことで、首相が経済成長より財政再建を重視する立場をとったという見方については、「いささか一面的に過ぎる。財政規律か経済成長かという二者択一ではなく、調和を図りながら努力することが大切だ」と述べた。
◇
福田改造内閣の顔ぶれは次の通り。（敬称略）
総務 増田寛也（留任）
法務 保岡興治
外務 高村正彦（留任）
財務 伊吹文明
文部科学 鈴木恒夫（初入閣）
厚生労働 舛添要一（留任）
農水 太田誠一
経済産業 二階俊博
国土交通 谷垣禎一
環境 斉藤鉄夫（初入閣）
防衛 林芳正（初入閣）
官房 町村信孝（留任）
国家公安委員長・沖縄北方・防災 林幹雄（初入閣）
消費者 野田聖子
金融・行政改革 茂木敏充
経済財政 与謝野馨
少子化・拉致問題 中山恭子（初入閣）
＞「安心実現内閣」…福田首相が改造で命名
まあ、
「選挙対策内閣」
であることは間違いがありません（笑）。
厚労省に関しては、
＞厚生労働 舛添要一（留任）
ですし、
どうなるでしょう。
（１）
年金改革Ｑ＆Ａ 《１》厳しい財政大丈夫？ 「１００年安心」は疑問
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/43/kaikaku91.htm
2005年4月6日 読売新聞)
Ｑ 公的年金の財政が厳しい、とよく聞きますが、大丈夫なのでしょうか。
Ａ 「１００年安心」という政府・与党の説明を額面通り受け取ってよいかどうか、疑問視されています。
日本は２０５０年ごろまでに、３人に１人が６５歳以上になる見通しです。人口ピラミッドは逆三角形に近づき、年金の受給者が増える一方で、保険料を払って制度を支える人が減っていきます。しかも、政府はこれまで楽観的な見通しに基づいて、年金財政の実力を超える給付を続けてきました。政策判断の誤りも、財政悪化の大きな原因です。
昨年成立した年金改革関連法は、厚生年金と国民年金の保険料を２０１７年までに現在より３割程度高い水準に引き上げて固定し、給付水準はしだいに引き下げるという内容です。
夫が平均的な賃金で４０年働いた会社員、妻が専業主婦という「モデル世帯」の給付水準は、これまで現役世代男性の平均手取り賃金の５９％に決められていました。関連法には、この割合が将来も５０％を下回らないようにすることが盛り込まれました。
この改革について、ニッセイ基礎研究所が確率論に基づく試算を行ったところ、将来も５０％を維持できる可能性が高いという結果が出ました。ただ、もしも５０％を下回らないための措置を何も取らなければ、今後の出生率や死亡率、賃金上昇率などの経済情勢によっては、５０％を割り込んで４５・９％まで低下するリスクがあるとしています。尾辻厚生労働相も昨年１１月の国会答弁で、将来的に給付水準が５０％を割り込んだり、支給開始年齢が６５歳よりさらに高くなる可能性に言及しました。
■崩れる前提
実際、関連法の前提条件は、すでに一部で崩れ始めています。
例えば、関連法は女性が一生の間に産む子供数の推計値（合計特殊出生率）について、今後１・３１で底打ちして将来は１・３９まで回復することを前提としています。ところが、現実の出生率は０３年には１・２９まで落ち込み、上向く兆しが見えません。
自営業者などの保険料未納率は、０３年度には３６・６％にのぼりました。関連法は０７年度に２０％まで低下させることを前提としていますが、このままでは難しそうです。
このほか、職業によって分立している制度をどのように一元化するか、不祥事が続出する社会保険庁の組織をどうするか、などの問題もあります。昨年の制度改正は、抜本改革までの“つなぎ”だと考えたほうがよいかもしれません。（石崎 浩）
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