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(回答先: 千葉沖漁船沈没、原因は潜水艦との衝突か(朝鮮日報) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 7 月 24 日 12:30:59)
http://www.kamiura.com/new.html
千葉沖漁船転覆 乗組員「船底に衝撃」 横浜海難審判理事所 潜水調査を検討 (毎日 7月23日 朝刊)
[コメント]この記事がいいたいことは、第58寿和丸が潜水艦(艦名不明)の衝突を受け、右舷船底に損傷(亀裂)を生じ、機関室下の燃料タンクから燃料が流出し、さらに船内の空気が急速に抜けて沈没したと海難審判理事所が疑っているという意味である。そのために、第58寿和丸の受けた船体の損傷を調べるために、深海調査船で第58寿和丸・船体をビデオ撮影することを検討しているというものだ。すなわち漁船沈没事故は、潜水艦による「当て逃げ」事件の可能性があるという。
私はまだ読んでいないが、最新刊の週刊「アエラ」誌に田岡俊次さん(大先輩)がそのような記事を書いたと新聞広告で見た。この事故現場は日米の潜水艦が多く行き交う海域でもあるからだ。
この記事で思い出すのは、1981年4月9日に鹿児島県沖を航行中の貨物船「日昇丸」(2350トン)が、米原潜「ジョージ・ワシントン」に当て逃げされ、船長ら2名が死亡した事件である。事故当時、日昇丸の生存者から、上空を4発のプロペラ機が低空で旋回していたという証言を聞いて、三沢基地(青森県)所属の米軍「P3C対潜哨戒機」と割り出し、この事故は潜水艦との共同訓練(鬼ごっこ)中に発生した可能性が高いという記事を書いた記憶がある。
結果は、当て逃げしたのは米原潜の弾道ミサイル搭載艦「ジョージ・ワシントン」で、潜水艦発射戦略核ミサイル(SLBM)を下ろし、対潜訓練の標的艦に改造して日本近海にいたことがわかった。しかし日本近海に元SLBM原潜がいたことを隠すために逃げたことが判明した。そのため艦長に対しては軍法会議が開かれず、”潜水艦艦長資格はく奪”だけの処分で済んでいる。
もしどこかの潜水艦が、燃料節約のために機関を止めて漂泊中(パラシュート・アンカー使用)の第58寿和丸に衝突したのであれば、海底に横たわる船体に衝突の痕跡が必ず残っている。01年にハワイ沖で発生した「えひめ丸」と原潜「グリーン・ヒル」の衝突事故では、海面に投げ出された水産高校の生徒たちが、刃物で切断されたようなえひめ丸を目撃している。
今回の沈没事故で潜水艦の加害が疑われているのであれば、理事所は直ちに海上自衛隊に調査を依頼しておく必要がある。海自も潜水艦を持っているし、海自を通じて、米海軍に「その時間に、事故海域に米潜水艦がいたか」と、問い合わせすることもできる。
81年の日昇丸事件の時は、当て逃げした米海軍も海自だけには連絡して、日昇丸乗組員の救助は海自・艦船が行っている。今回の事故原因が深海調査船の撮影して判明した結果や、米本土、横須賀、ハワイ、グアムなどの海軍基地に、入港した原潜の損傷(衝突個所)写真で判明したとなると、米海軍ばかりか、海自に対する国民の信頼は失墜する。米軍を含めて何もやましいことがないなら、すぐにでも海自は堂々と「事故と潜水艦は無関係」を表明すべき問題なのである。もしバレたら認めるのは最悪のパターンだ。
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