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アフガン本土派遣、政府見送り 新法成立めど立たず(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/934.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 7 月 18 日 12:25:59: twUjz/PjYItws
 

http://www.asahi.com/politics/update/0717/TKY200807170309.html
http://www.asahi.com/politics/update/0717/TKY200807170309_01.html

 政府が検討していたアフガニスタン本土への自衛隊派遣が見送られる方向となった。公明党など与党内にも反対論があり、必要な新法の成立にめどが立たないためだ。インド洋での給油活動は続け、来年1月で期限の切れる補給支援特措法の延長法案を秋の臨時国会で成立させる方針だ。

 01年9月の米同時多発テロ後、日本政府はアフガンでの「テロとの戦い」への支援策としてインド洋上での補給支援活動を続けてきた。だがアフガン駐留が長期化し、治安悪化で部隊増強を強いられている米軍や北大西洋条約機構(NATO)軍は、日本側に洋上だけでなく陸上での支援を要請。陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターの派遣を打診したほか、多国籍軍主体の国際治安支援部隊(ISAF)や軍民一体型の「地域復興チーム」(PRT)への後方支援を求めている。

 こうした要請を受け、日本政府は6月にアフガンや周辺国に調査団を派遣。陸自ヘリに加え、空自のC130輸送機派遣の可能性などを検討した。しかしアフガン国内では自爆テロや武装勢力の攻撃が相次ぐなど治安が悪化しており、派遣隊員の安全確保は困難な情勢だ。

 さらに、公明党の太田代表が12日、アフガン本土への派遣について「現時点で私は極めて慎重だ」と記者団に語るなど、同党内に反対が強い。民主党が参院で第1党を占める「ねじれ国会」では、公明党の賛成がなければ衆院の3分の2での再可決は不可能で、新たな任務を含む法案を通す見通しは立っていない。

 このため、自民党の外交・防衛関係議員の間にも「障壁が多すぎて与党内がまとまらない」(山崎拓党外交調査会長)との見方が広がっている。政府高官は最近、来日した米国防総省関係者に「追加支援は困難」と説明した。


 政府はインド洋での給油活動は継続が必要と考えており、来年1月15日に失効する補給支援特措法を単純に延長するための法案を、8月下旬にも召集される臨時国会に提出する方針だ。今年1月に成立した同法は、参院で民主党など野党が反対し、衆院の3分の2の再可決で成立した。

 延長法案に対しても、野党が反対するのは確実。参院が衆院から送られた法案を採決しなくても否決したとみなせる「60日ルール」も視野に、政府は年内に法案を成立させたい考えだ。一方、米国などはなお追加支援の必要性を強調している。政府は現地ですでに活動している日本の国際協力機構(JICA)やNGO関係者への支援強化などの人的貢献策も探る。

▽関連記事「朝日新聞」
http://www.asahi.com/politics/update/0712/TKY200807120198.html?ref=reca

アフガン自衛隊派遣「極めて慎重」 公明代表
2008年7月12日17時18分

 公明党の太田代表は12日、政府が検討しているアフガニスタンへの自衛隊派遣について「現時点で私は極めて慎重だ」と述べ、否定的な考えを示した。訪問先の宮城県塩釜市で記者団に語った。

 太田氏は、テロ対策特措法に盛られていた捜索救助、被災民救援を削除し、活動をインド洋での給油・給水に限った補給支援特措法を1月に成立させた経緯に触れて「陸上にもある程度できる法律を、わざわざインド洋の給油に変えたことは半年前の話だ」と強調した。

 町村官房長官が11日の記者会見で「給油支援活動だけで本当にいいのか、真剣に考えなければいけないという認識はサミットで改めて持った」と述べたことについて、太田氏は「政府の基本的姿勢とはまったく認識していない」と指摘した。

▽アフガン自衛隊派遣「障壁が多すぎる」 山崎拓氏が見解
2008年7月16日21時32分
http://www.asahi.com/politics/update/0716/TKY200807160302.html?ref=goo

 【北京=林尚行】自民党の山崎拓外交調査会長は16日、来年1月の補給支援特別措置法の期限切れ後の対応について、「インド洋(での活動)と一緒にアフガニスタンの陸上支援というのは、政治判断として難しい」と述べ、政府・与党内で浮上しているアフガン本土への自衛隊派遣に否定的な見解を示した。訪問先の北京で記者団に語った。

 政府は欧米諸国の期待を背景に、アフガンや周辺国に調査団を派遣。アフガンで活動する多国籍軍への自衛隊による空輸支援の可能性などを模索している。しかし、連立与党の公明党の反対に加え、ねじれ国会下で民主党の理解を得られる見通しは立っていない。山崎氏は「新たな法案化は政治的に乗り越えるべき障壁が多過ぎ、まず与党内がまとまらない」と指摘した。

 山崎氏はまた、北朝鮮が約束した日本人拉致問題の再調査について「日本側が調査に参加するのかどうかなど、方法を提示する必要がある。早ければ早い方がいい」と語った。

 内閣改造を巡っては、「福田色を出して人心一新し、低迷している支持率を上げる効果がある」と早期実施を求めた。「小泉元首相のように独断ではなく、各派閥の意見も聞いてもらいたいが、福田色を出すために幅広い人選の余地を首相に渡した方がいい」と述べ、派閥推薦を絞り込まない考えも強調した。

 

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