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自民党の政策は「党員として胸をはれない」と支部が解散
永尾理恵子2008/07/15自民党松伏支部は5日、支部大会で「支部解散決議」を出席者全員の賛成により可決した。自民党の政策を理由に支部を解散することは極めて珍しく、国民の意思とかけ離れがちの福田政権が地域から崩壊をはじめた兆候でないかと注目される。 埼玉県松伏町の自民党員で構成される自民党松伏支部は5日、支部大会を開き、同支部の松井正雄幹事長が提出した「自民党松伏支部解散決議」を出席者全員の賛成により可決した。この結果、松伏支部は解散、59人全員が自民党を離党する。支部大会には、17人が出席し、31人が委任状を提出していた。
同支部長の高橋昭男氏(松伏町議会議員)に話を聞くと、松伏町を選挙区とする三ッ林隆志衆議院議員と支部との関係に問題があったことを認める一方で、「年金問題、医療制度、天下り問題など、いまの自民党の政策は、国民生活と大きくかけ離れていて不信感がある。私たち下部組織の声にも、耳をかさない。中央組織は、もっとしっかりするべきだ」と語った。
これに対し自民党埼玉県連は「まだ、正式な書類は何も来ていない。松伏支部の解散は事実半分・嘘半分だ。これから小選挙区支部で調整するはずだ」と語った。三ッ林衆院議員との関係で何があったのかは明らかでないが、自民党の政策を理由に支部を解散することは極めて珍しく、国民の意思とかけ離れがちの福田政権が地域から崩壊をはじめた兆候でないかと注目される。
以下は、解散決議提案の文書。すでに、松伏支部から埼玉県連に送られたという。
◇ ◇
自民党松伏支部解散決議提案理由
平成3年10月に結成された自民党松伏支部の解散を松伏支部大会にお計りするものである。この際、提案にあたり主旨説明をさせていただきます。
平成3年蓮見県議が松伏町において、幅広い活動と党員としての運動をするには、党本部・県支部連合会との連携が必要と考え自民党松伏支部を党員50数名で設立したのであります。
支部の目的として、党・県支部連合会との緊密・国政選挙支援・党使命・政策を実現するための諸活動が目的であります。
平成8年に中選挙区から小選挙区になり、第14選挙区が一本化に(一人)なり、私たちの選挙区の自民党の代表は三ッ林弥太郎先生になりました。その後選挙し、当選後、先生の出席のもと、松伏神社内で国政報告会が行われました。そこで、三ッ林先生は「今までの政争を反省し、三ッ和会を無くし国政選挙は松伏支部にお願いする」と表明し、これを基点に過去を払拭し、手を携えて活動をすることに松伏支部は決意してまいりました。
その年に、旧三ッ和会の支援者も含め支部に入党し、50数名から総勢135名になりました。支部は先生の固い意志を守り、国政選挙支援してまいりました。
その後、いろいろな事情が重なり離党が増え、平成14年は70名、平成15年以降は40数名になりましたが、それではいけないと平成16年以降党員増強活動し平成19年中に60名に増えました。
三ッ林弥太郎先生から三ッ林隆志先生に選挙が移行した後も、衆議院、参議院、県知事と支部として屈折しながら選挙運動をして参りました。
しかしながら、平成17年9月衆議院選挙にあたり、当然のように支部として選挙事務所を決定し、万全に選挙体制を敷きましたところ、選挙運動直前の8月11日に第14選挙区支部長三ッ林隆志先生の並木秘書より「事務所は会田事務所、三幸会後援会を設立し、選対本部長は三幸会発足とともに決める」と、一方的な電話連絡がありました。支部を無視し、筋の通らない行為に支部の存在価値の薄さを痛感しました。
党員増強の努力をしても、国政選挙に携わっても、このような状況化では支部がないがしろにされることは現実であることを認識します。
また、前の自民党は弱者の味方ある政策で民に対しても思いやりのある衆議院・参議院の議員が多く、私たちに身近に感じましたので、価値ある支援と堂々と胸を張って応援ができました。
現今、議員と私たちとの距離が昔に比べれば離れすぎているように肌に感じます。中選挙区から小選挙区に代わり、一人区になって広い選挙区になり、大変なのは理解しますが議員自ら目配りし、それをカバーするのは秘書ですので、党員も、有権者も同様に大切なのでありますから秘書任せにするべきでない。やはり、前の中選挙区制を求めたいものであります。
さらに、自民党は公明党と連立を組んでおられますが、政策には前は党員、民の考えを尊重し、広い視野で取り組んでくれましたが、今は、私たち下部組織の集約された意見には目もくれず、中央で全て決定してしまうような横暴さが見られます。
さらに、国民の目線での自民党のすばらしさがあったが、今は、党員として胸を張って歩けないようなことが起きている。
年金問題
道路特定財源
後期高齢者問題等の医療制度
自給率39%農政関連制度
生活関連・事業関連等の物価高騰への対応の遅さ
公金乱用
天下りと天下り先の公益法人の廃止への弱さ
等など
支部党員の多くは格差社会の中で日々一生懸命働いておりますので国民生活と大きくかけ離れた政策には不信感がある。党員として支えるべきと思いますが、多くの問題が次から次へと出てきたのは民主党の調査からである。そういうことを許してきたのは長期政権ゆえの甘さである。私たちは、一度下野し、大反省し、本当に国民の目線での政治を願うものである。私たちは苦渋の選択をしたのです。
以上の文言内容をもちまして、執行部役員全員は支部解散で一致し本日の支部大会に提案をするものである。
【関連投稿】
今は党員として胸を張って歩けないから/埼玉・松伏町で自民党支部が解散、全員離党(埼玉新聞)
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/816.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 7 月 12 日 20:53:34: KbIx4LOvH6Ccw
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