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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008071701000204.html
アフガン、非戦闘地域保証できず 自衛隊派遣議論に影響も
2008年7月17日 09時57分
【カブール１７日共同】アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊（ＩＳＡＦ）のマキャナン司令官（米陸軍大将）は１６日、カブールで共同通信などと会見し、日本政府が自衛隊の派遣を検討しているアフガン国内に「敵との接触が起きない場所があるとは保証できない」と述べた。
日本政府は従来、自衛隊の海外派遣先を「戦闘行為が行われておらず、活動期間を通じ戦闘行為が行われないと認められる地域」（非戦闘地域）に限定。司令官の発言は、ＩＳＡＦや米軍など計７万人規模が駐留しながら、旧政権タリバン勢力との戦闘やテロが続くアフガンにおける「非戦闘地域」という考え方の非現実性を指摘したといえ、自衛隊派遣をめぐる日本国内の議論にも影響を与えそうだ。
マキャナン司令官は、ＩＳＡＦに参加しながら本格的な戦闘作戦への参加を拒んでいるドイツなどを念頭に「制約付きの軍事貢献は、敵に対する（ＩＳＡＦの）優位性を減じてしまう」と批判。
その上で自衛隊派遣を含めた「あらゆる貢献」を歓迎する意向を表明。
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