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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008071590071028.html
『日本の将来図 説明する』 小沢政権へ本気モード
2008年7月15日 07時10分
民主党の小沢一郎代表は十三、十四両日、都内で開いたセミナーと党主催パーティーで、独自の政権構想を披露し、「小沢政権」へ強い意欲を見せた。
全国行脚に没頭してきたのが、九月の代表選日程も正式に決まり、存在感を誇示し始めた格好だ。
小沢氏は十三日、政治家志望の若者を対象にした「小沢一郎政治塾」で一時間以上講義した。
「私が思い描き続けてきた日本の将来図を説明したい」と前置きした上で、民主党政権が誕生した暁には、二百人程度の国会議員を政府に入れることや、官僚答弁の禁止など、官僚主導政治の徹底した打破を目指す構想を明らかにした。小沢氏周辺は「小沢代表の政権構想そのもの」と解説する。
小沢氏は、首相公選制導入について「天皇制廃止でもしない限りあり得ない」、民間人の政治任用にも「役所そのものの活力がなくなってしまう」と消極的な見解を示し、党内から異論が出そうな持論もあえて披露。力強さが戻ってきた形だ。
十四日の党主催パーティーでも、小沢氏は約五千人の聴衆に「自公政治は、自分たちの利益を追求することのみに汲々(きゅうきゅう)としている。政権交代が本当の日本の改革の始まり。私たちも命懸けで頑張ることを誓う」と、いつも以上に強い口調で政権交代への決意を訴えた。
小沢氏に近い若手議員は、こうした小沢氏を「首相になる自覚が強くなっているんじゃないか」と見る。
小沢氏はこれまで、民主党政権が誕生したら首相に就任するかどうか聞かれ「(その時)代表であれば」と答えたり、控えめな言動が目についた。今回「小沢政権像」を論じたりしたのは、ついに覚悟を決めて勝負に出たという印象が強い。
小沢氏はパーティーで「総選挙はこの半年前後の間に必ずある」と指摘した。党内向けに、次期衆院選は近いという警鐘を鳴らそうと、この時期に政権構想を打ち出した狙いもありそうだ。 (大杉はるか)
(東京新聞)
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