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【20世紀日本デモクラシー闘争のビッグバンから90年】米騒動の舞台・魚津知って。市民グループNPO法人『米蔵の会』設立
ちょうど90年まえの今頃、富山の主婦たちが決起して米騒動が起こり、
瞬く間に全国に拡大して、神戸では当時の日本最大級の鈴木コンツェルン
の本社が焼き討ちされて焼失した。
鈴木コンツェルンは、第一次世界大戦の戦争投機でしこたま儲けた戦争成金の
代表格であり、台湾植民地貿易で巨万の富を築いた企業体であった。
鈴木コンツェルン自体は米騒動をなんとか切り抜けたが、その後、大蔵大臣の
謀略めいた「国会失言」をきっかけに勃発した昭和金融恐慌の煽りを受け、
台湾銀行からの融資を打ち切られてあっけなくつぶれてしまった。
今年になって火を噴いた毒餃子スキャンダル。
中国から毒餃子を輸入して日本JTなどに卸していた日本最大級の商社・双日は
その鈴木コンツェルンの末裔である。
米騒動は、1918年の世界的革命情勢のなかで、日本の漁村の主婦たちが
自主発生的に起こした本格的な民衆蜂起・大衆闘争であり、大正デモクラシー
という民主主義実現にむけた歴史的胎動のビッグバンとなった“革命的闘争”
であった。
米騒動から90年目の今、日本政府の売国政策と、国内外のブルジョワジーの
むやみな投機のせいで、石油も食糧も高騰し、庶民の生活はデッドラインに
追い込まれつつある。 いまこそ平成の米騒動が必要だ!
あなたと私の合言葉〜♪ 米騒動で〜逢いましょう♪
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http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20080621/CK2008062102000200.html
【富山】
米騒動の舞台 魚津知って 市民グループ NPO法人『米蔵の会』設立
2008年6月21日
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NPO法人米蔵の会の設立総会。手前は出版される短編小説「浜に立つ女たち」=魚津市の大町公民館で
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● 短編小説来月出版 朗読会を計画
一九一八(大正七)年の米騒動発祥の地とされる魚津市の市民グループ「米騒動を知る会」が、同市の大町公民館で、特定非営利活動法人(NPO法人)「米蔵の会」の設立総会を開いた。今後、県に法人の申請をし、米騒動の舞台として現存する旧十二銀行の建物や米倉の保存と活用に向けた活動を展開する。 (武田寛史)
法人化後の最初の取り組みとして、米騒動を描いた短編小説「浜に立つ女たち」(桂書房)を七月十四日に出版。同二十一日に同公民館で小説の朗読会を計画している。
同会は二〇〇六年十二月に結成された。米騒動の研究者を招き、年九回の講演会で米騒動の社会背景などを学んできた。米騒動から九十年目の節目にあたることし、NPO法人として積極的に活動することにした。
慶野達二理事長(64)は「米騒動が何であったか、市民に正しく知ってもらう機会にしたい」と話している。
小説「浜に立つ女たち」は、会員の大成勝代さん=魚津市=が一年間、米騒動について勉強し、文章と表紙、挿絵を手掛けた。米価高騰に苦しんだ当時、夫や子に米を食べさせるため、魚津の浜で、北海道へ米を運ぶ蒸気船「伊吹丸」への米の積み出しを阻止しようと立ち上がった漁民の主婦たちを描いた。
B4変型判の三十五ページ。千円(税別)。朗読会では、富山県育ちの劇団青年座の女優岩倉高子さんが朗読する予定。
米騒動は、米価暴騰で、県内の民衆が県外に米を運ぶ汽船への米の積み出しを阻止し、米穀商などを襲ったことから始まった。新聞報道で全国に広がり、大正デモクラシーと呼ばれる護憲運動を盛り上げたともいわれる。
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