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築地移転反対デモ 参加人数報道の怪
昨12日の築地市場移転反対デモはマスメディアにも比較的広く取り上げられました。しかしながら、特にその参加人数の報道に大きな差が見られ、これは1時間半という限られた時間枠と、デモが何ら混乱もなく行なわれたことからすれば、実に奇妙な現象と言わざるを得ません。
実例を見てみましょう。
http://www.asahi.com/national/update/0712/TKY200807120154.html?ref=rss
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朝日新聞は画像もありますが、見出しが「仲卸業者ら300人」で、本文が「市場内の仲卸業者や市民グループの計700人」とは、なんなのでしょうね。「ら」とするなら、多いほうの人数を後に続けるのが日本語の常識でしょう。朝日の校正部は機能していないようですね。反対デモの参加者をそのように分けて表示する必要があるならば、もし賛成デモがあった場合には見出しの参加人数は2桁になるのでしょうか。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015862101000.html
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NHKは動画像付きで、ここでは参加人数なしのようですが、1000人以下でヘリまで出したでしょうか。
http://news.tbs.co.jp/20080712/newseye/tbs_newseye3898405.html
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TBSは動画像付きで、見出しが「大規模デモ」に、テロップが「約2000人」。なかなかやってくれますね。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00136555.html
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FNNも動画像付きで、「700人」。
http://www.ytv.co.jp/press/society/113727.html
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よみうりTVも動画像付きで、これも「700人」。
http://webnews.asahi.co.jp/ann_s_180712035.html
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朝日放送ですかね、「2000人近く」としてます。 東京都から距離があるせいか、せいかくな伝え方です。動画像も無駄な空間を写していないようです。
繰り返しになりますが、これは1時間半という限られた時間枠で、何ら混乱もなく行なわれたデモです。にもかかわらず、この報道の違いはなんなのでしゅか。小学生が作った新聞でも、こんなに違いが出るでしょうか。
デモの主催者側発表の参加人数は3000人でした。1960年代の学生や労組のデモの花やかりし頃、主催者側発表と警察側発表が食い違うのは普通でしたが、それはそれで立場の違いがはっきりしていました。当時のメディアは両者を併記するのが常道でした。では、今日の食い違いは何を意味しているのでしょうか。
なお、どの数字が正確かは下記の動画像を分析、または大雑把に見るだけでも明らかと思われます。
築地市場移転反対デモ行進(8分38秒)
http://video.google.com/videoplay?docid=5682078077292438978
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