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(回答先: 蟹工船ブームも背景に?共産党の新規党員9千人増加(読売新聞) 投稿者 gataro 日時 2008 年 7 月 12 日 19:53:12)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080711/stt0807112347010-n1.htm
共産党の第6回中央委員会総会(6中総)が11日、党本部で2日間の日程で始まった。志位和夫委員長は幹部会報告で、自公政権への批判とともに、次期衆院選に向け「民主党への批判」も強める方針を表明した。格差問題や後期高齢者医療制度などへの国民の批判を追い風に、総選挙態勢の強化、党勢拡大を果たせるか、志位共産党は正念場を迎えることになる。
(榊原智)
「民主は自民と同じ」
「政権交代が現実の可能性をはらむ下で、衆院選では自民か民主かの政権選択の大キャンペーンが激しくなるだろう。政権の担い手の選択ではなく、共産党を伸ばしてこそ政治の中身の変革の道が開けることを攻勢的に打ち出す」
志位氏の幹部会報告は、“ターゲットは民主党”を鮮明に打ち出した。
続けてこう言った。「大連立の動きは、民主党が政治路線で自民党と同質同類であることを示した…自公政権との対決戦略を前面に出したが、政権交代で政治の中身がどう変わるか明らかにできず、国会対応は審議拒否など政局最優先に終始した」
「民主党批判を進めてこそ、国民の共感を広げることができる」。志位氏はそこまで言い切った。
共産党はこれまで、自民党と民主党の対決に埋没して選挙で苦戦してきたが最近は好調だ。6月の沖縄県議選では無党派層の票も吸収して野党第一党へ躍進。東京・狛江市長選でも党員の現職が多選批判をかわして4選している。
「蟹工船」もブーム
社会経済情勢の悪化が同党に有利に働く面があるようだ。また、今年に入って政治問題化し、政府・与党が世論の批判を浴びた派遣労働や後期高齢者医療制度の問題は、もともと共産党が早くから国会で取り上げたり、「しんぶん赤旗」でキャンペーンを張ってきたテーマだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080711/stt0807112347010-n2.htm
「論戦をリードしてきた」(同党関係者)との自負があるためか、志位氏は幹部会報告の随所で「党への注目と期待が高まっている」「こんな社会でいいのかという党の提言や主張が、国民多数の気持ちと合致している」と強調。さらに「(プロレタリア文学の)『蟹工船』が若者を中心にブームとなり、マルクスに新しい関心が高まっている。テレビ局が『資本主義は限界か』という企画を立て、その答えを共産党に求めてきた。党が体験したことのない新しい状況だ」と胸を張る場面もあった。
ただ、党勢と連動する「しんぶん赤旗」の読者数(部数)は平成17年の総選挙時と比べ、日刊紙で3万、日曜版で13万8000も下回る。志位氏は「これでは総選挙に勝利する保証はない」として年内に新入党員を2万人超、「しんぶん赤旗」の読者を17年の水準以上に回復させるよう提案した。この目標を含む幹部会報告は12日に了承の見通しだが、どこまで達成できるかは不透明だ。
2008.7.11 23:47
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