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2008年07月11日
新しい安保闘争を起こすべき時だ
私は外務省を辞めて、にわか平和主義者に祭り上げられた。しかし祭り上げられたおかげで、平和について本気で考えるようになった。
そして今私は、にわか平和主義者から本物の平和主義者になった。最強の憲法9条護憲論者となった。
しかし、私は、「平和は素晴らしい」と唱えるだけの平和主義者ではない。
日本が世界に誇れる平和国家になるためには、まず安保体制をなくさなければならないと考える、強烈な反安保主義者だ。
60年の安保闘争にも、70年代初めの全共闘運動にも、私はかかわる事はなかった。その意味で私は安保闘争参加者ではない。
その私が今あらたな安保闘争を訴えている。安保世代や学生運動世代がおとなしくしくなってしまった今の日本において、いまこそ安保反対の動きを起こす時ではないか、
と訴えている
なぜ私が安保体制をなくすべきだと訴えるのか。それは安保体制こそ平和の敵であるからだ。
憲法9条を真っ向から否定する軍事同盟であるからだ。
そしてその日米軍事同盟が、もはや日本を守る軍事同盟ではなく、戦争国家米国を一方的に支えるだけの軍事同盟に成り下がってしまったからだ。
「安保」に触れることなく「平和な日本」を賛美する事は嘘だ。
そういう私の思いを、大声で訴え続けている人がいる。
元米国海兵隊員で沖縄に駐留した事のあるダグラス・ラミス、その人である。
彼は今、沖縄に住み、沖縄9条連の代表として、在日米軍から沖縄を解放すること、日本から安保体制をなくすことに情熱を傾けている。
彼は言う。
「安保」という言葉自体がタブーになった。憲法9条を支持している人々の中に安保を支持している者もいる。支持しないまでも、特に反対していない者もいる。「安保」に触れないで「平和な日本」を賛美すると、出発点が嘘になる・・・
見事な指摘である。
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