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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/07/09/20080709m_07.html
洞爺湖サミット開催に伴い、主会場となるザ・ウィンザーホテル洞爺周辺の住民や工事に影響が出ている。制限区域関係者には通行許可証が出されたが、警備当局が別の身分証提示を求め一部で混乱。業者は予想以上の自粛を余儀なくされている。
洞爺湖町花和の米田正次さん(54)の牧場横にはウィンザーホテル洞爺につながる道路が走る。牛舎は制限外だが近隣のトウモロコシ畑や牧草地が制限区域に位置している。
畑へ出かけようとした6月30日、いつものように通行許可証を提示した。警備に当たるある県警の警察官から「きょうから顔写真入りの身分証が必要だ」と言われ驚いた。
伊達署交通課によると、警備上、通行許可証以外にも提示を求める場合はありうるという。米田さんは「暗に今後は入らないようにと言っている」と受け止めた。
以降、畑や牧草地は見に行っていない。「今は冬みたいなもの。作業は搾乳と餌付けだけ」と苦笑いした。
西胆振の業者は有珠山復旧に関連した道の工事を請け負っている。道からは7月5日から9日まで自粛が必要と聞いていた。しかし、警備当局は6月30日、翌日から最終日までの工事中断を指示。作業員10人には別の現場に回ってもらった。
5日以降は確保できなかった。休日分の賃金は支払われない。業者では「予想を超える影響。業界はみなあきらめ気味」と話した。
ただ、一方で住民や業者がサミット警備に理解を示しているのも事実。ウィンザーホテル直下、レークヒル牧場の塩野谷孝二牧場長(34)は「不都合はない」と淡々。
現在は牛や牛舎管理など敷地内作業に徹している。「本当は追肥作業も必要だが、普段でも悪天候で作業が滞ることはある。注目の3日間。可能な限り協力したい」と話している。
(鞠子理人)
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