★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK51 > 668.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 来月からレギュラーガソリン1リットル200円になるのに暫定税率を廃止してほしい。 投稿者 質問です 日時 2008 年 7 月 04 日 20:43:50)
簡単明瞭な提案に感激しました。今日本が出来る最高の対策がガソリンの暫定税率の廃止です。
やるべき対策です。
これは5月にガソリンを再値上げしたため、政府が本当のやらなければならない政策を口にすることが出来なくなってしまいました。
また日本の5主要新聞も同じです。社説でガソリン税の低減より道路財源を優先したため、最早正しい政策を唱えなくなっています。
原油が値上がりしている中で、世界の政府は色んな政策を打ち出していますが、日本だけが何もせずどころか値上げを敢行しました。
この反社会的な行動に対して新聞メディヤは沈黙しているのです。自分たちのやったことのばからしさを反省していません。
これも政府が日本が今なおデフレであることを正しく認識していないからです。デフレで物価が上がると、価格弾力性が高いため、消費が大きく落ち込む恐れから、企業は大きく値上げしません。それが企業の利鞘や内部留保を減少させ、所得減に結びつく可能性が高いのです。
さらに個人も生産業者も政府も原油の支払い分が増え資金がどんどん産油国に流れ込みます。日本全体の資金がますます流出し、デフレがさらに進行することになります。
このようなときガソリンの暫定税率を廃止して、ガソリンを値下げすることは大切なことです。どんどんガソリンが値上がりしている中で、
ガソリンを税率を低くしても無駄という方もいらっしゃるでしょう。しかしこの目的は、消費者側に資金を投入して、企業が原油の上昇分を、価格に転嫁させやすくすることに意義があります。それによって利鞘をたくさん取らせ、所得が上昇すれば問題がないからです。これがデフレから脱出しインフレに到らせるための重要なところです。原油高をうまく利用して、生産量より、価格上昇を促すのが上手なインフレ政策だからです。
逆に最悪の原油対策は消費者側への資金注入になります。これはデフレではない正常な経済ではよいのですが今の日本では裏目に出ます。
例えばガソリン高で漁に出ても利益が出ないので、休業する人達に対して、休業の補償やガソリンの上昇分を補填するやり方です。このようなやり方は、
再び生産量を増やしてしまい、(この場合は漁獲量が増え、)消費が増えないためその分が安値でたたかれることになります。これでは余計に経済が悪化するのです。余計にデフレを進化させたことになります。ここが肝要です。
財源不足は再び道路財源を予算折衝で削ればよいだけです。恐らくこれだけで日本の長く続いたデフレが解消することでしょう。逆にこれをしなければさらに危機的状況が深まるだけです。
感激しました、あっさりと正しいやるべき事をおっしゃっていただき目が覚めました。ガソリン税の再値上げで大チャンスを逃した日本に正直しおれておりました。
もう一度ガソリンの定率減税の廃止に向けて頑張りましょう。8月末ぐらいに安くできるいい方法はないでしょうか。阿修羅は読者も多いのですが、日本の社会に対する反響がほとんどありません。何かいい方法、輪を広げる方法を考えてください。全面的に応援します。
一言主 http://blog.so-net.ne.jp/siawaseninarou千載一遇のチャンスを逃した日本参照
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK51掲示板
フォローアップ: