★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK51 > 579.html
 ★阿修羅♪
平成版前川リポート:希望の社会実現へ 若者の負担軽減を(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/579.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 7 月 02 日 21:01:22: twUjz/PjYItws
 

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080702k0000e020041000c.html

 経済財政諮問会議の「構造変化と日本経済」専門調査会(会長、植田和男・東京大教授)は2日、「平成版前川リポート」を公表した。人口減少が本格化するなかで日本経済が成長を続けるため、国内外の人材や資金を生かすグローバル化をさらに進めることを提言。経済システムの若返りに向けて、年金などの社会保障給付を見直して若者の負担を軽減し、将来に希望を持てる社会を実現するよう促した。

 原油高など世界経済を分析したうえで、日本に世界の人材や資金が集まり、知的創造の場となるように、内外無差別の市場ルールの確立など、さまざまな改革を一気に行うべきだと主張した。

 国内面では、高齢化に伴って中高年層の政策決定への影響が高まる一方で、若者に無力感が高まる「世代間の不公平」の問題点を強調。「再分配の一部が既得権に変わっている」と懸念を表明し、社会保障を支える若者にしわ寄せがいかないように、年金や高齢者医療などの給付の見直しが必要になると結論づけた。

 問題解決には「世代間の不公平を調整する政策決定システムが必要」と指摘。政府の審議会に若者代表を加える「世代別代表制」のような仕組みの導入を求めた。

 10年後に目指すべき社会として(1)非正規雇用と正規雇用の格差是正(2)公的年金運用の効率化(3)企業の開業率(現在4%)を主要国並みの10%に引き上げ−−なども列挙。少子高齢化に歯止めをかけるため、1人の女性が生涯に産む子供の数(合計特殊出生率)を1.7〜1.8人に増やす目標も掲げた。

 専門調査会は、福田康夫首相が北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で、日本の今後のあるべき姿として国際社会に発信するメッセージにリポートを生かしてもらう考え。【尾村洋介】


追加:http://mainichi.jp/life/money/news/20080702k0000m020162000c.html
【ことば】前川リポート

 1986年、日米摩擦を緩和するため、日本の対米黒字を減らす狙いで中曽根康弘首相(当時)の私的諮問機関「国際協調のための経済構造調整研究会」(座長、前川春雄・元日銀総裁)がまとめた報告書。座長の名前が通称として使われた。市場開放と内需主導型経済への転換が柱で、日本の経済政策運営の基本方針となった。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 政治・選挙・NHK51掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。