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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080627-00000010-gen-ent
警察庁などが全国でテロに対する警戒感を強めている。都道府県警察本部や陸上自衛隊などと連携し、鉄道や空港、主要幹線道路の警備を強化。おかげで繁華街を歩けば警察官がウヨウヨだ。サミット警備が表向きの理由だが、それだけじゃない。政財界を狙う“無差別テロ”を警戒しているというのだ。
●格差社会生んだ政策に怒り
インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に大阪府の橋下徹知事(38)の「暗殺」を呼びかける書き込みをした東京都の会社員(35)が22日、大阪府警に逮捕された。橋下の財政再建プログラムに不満を持ち、「『浪花の金正日』橋下徹を殺害しよう」というスレッドを立て脅迫した容疑だ。
素早い身元の特定は、東京・秋葉原の無差別殺傷事件を機に警察庁などがネット監視を強化したのが奏功したと言えるが、迅速対応の背景はほかにもあるという。
「サミットを控え、議長国としての治安維持のメンツもありますが、今回の事件で連日、犯人の加藤智大(25)の職業や『勝ち組、負け組』といった社会問題が報道された。政財界は“格差社会を招く政策を主導した”として、自分たちに怒りの矛先が向かってくるのを恐れている。政府が秋葉原の事件直後、ナイフ所持の規制強化やネット監視、日雇い労働者の見直しなど矢継ぎ早に対策を打ち出しているのもそのためです」(事情通)
臨床心理士・矢幡洋氏もこう言う。
「最近の通り魔事件に共通するのは、『目立ちたい』『コトを大きくしたい』といった心理。秋葉原事件でも、携帯サイトに犯人が『ワイドショー独占』と書いていたのもその表れです。『派手な舞台』として犯行の場を政財界に求める可能性はあります」
政治家を狙ったテロでは、昨年4月の伊藤一長・前長崎市長銃撃事件や、06年の加藤紘一・自民党元幹事長の実家放火、92年の故金丸信・自民党副総裁の狙撃事件などがあるが、こうした事件は右翼団体など腹が据わった連中の犯行だった。
しかし、今、政界や財界の要人を狙うのは“素人”だ。彼らまで、決して許すことのできないテロに走らせる状況を生み出したのは誰か――。
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