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http://www.amakiblog.com/archives/2008/06/25/#000962
2008年06月25日
おもしろくなってきたー北朝鮮の核保有を認める米国に、それでも日本は従属していくのか
ブッシュ大統領と福田首相の電話会談がたったいま行われたと、25日夜のテレビ朝日が伝えた。
ブッシュ大統領のほうから福田首相に電話をしてきたというのだ。
「拉致問題を忘れない」と言い、
これに対し、福田首相が
「日本の立場に配慮してほしい」
と念を押したという。
外務省がメディアに流したこの説明が、本当かどうかはもちろんわからない。
本当はブッシュ大統領は、
「日本国民の不満を押さえ込め。米国の決めたことに逆らうな」といって来たのかもしれない」
あるいは福田首相のほうから、ブッシュ大統領には日本の立場を伝え、「北朝鮮に軽々に譲歩してくれるな」と申し入れた、という格好を国民に示そうとしたのかもしれない。
しかし、そんなことはどうでもいい。
今度の米国の対応は、日本の拉致問題を軽視した、という問題ではない。
北朝鮮の核保有を事実上許す譲歩したこと、こそ大問題なのだ。
検証できる形で、逆戻りできないほど北に核放棄を迫るとした当初の方針を180度転向させ、一方的に北朝鮮に譲歩したのだ。
実はこれは拉致問題以上に日本の外交にとって深刻な事なのだ。
北朝鮮の核保有によって日本の安全保障が脅かされるという日本の立場を米国はもはや同意しないということだ。
それは日米軍事同盟を米国が最重視していないということだ。
自民党の保守、タカ派議員の中から、このままでは日米同盟にひびが入りかねない、などと米国を牽制する発言がではじめている。
しかし、逆だ。米国のほうから日米同盟はもはや最重要ではない、と日本に通告したようなものだ。
それでも、自民党も国民も、最後は黙ってしまうとしたら、米国から自立した自主外交は永久に不可能だ。
日本は偉そうな事は言わないほうがよい。何をされても黙って米国に従い続けていきます、と素直に認めればいいだけの話である。
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