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http://www.amakiblog.com/archives/2008/06/24/#000960
2008年06月24日
素直になれば人は解放される。救われる。
随分時間がかかったものだ。「あたご」事件の責任の所在がやっと公的に判明した。
第3管区海上保安本部(横浜市)は24日のも、前航長と前水雷長を業務上過失致死と業務上過失往来危険の容疑で書類送検するという。
それが24日の朝刊各紙で小さく報道されていた。
あれほど世間を騒がせた事件であった。「自衛隊は国民を守らないのか」、「軍隊は人命を軽視するほど傲慢なのか、弛緩しているのか」などという、根本的な問いかけがなされた事件であった。
責任の追及は、すべて真相究明をまってから、と先送りされた事件であった。
その責任の所在が、やっと政府機関によって認定された。しかも国会が閉会された直後だ。
書類送検の理由は難しい言葉で述べられている。しかし、わかりやすく言えば海上自衛隊の注意不足、判断間違い、意識の弛緩ということだ。
それがなぜ小さな記事で終わってしまうのか。
なぜ末端の自衛官の書類送検で終わってしまうのか。
石破防衛大臣のひとごとのような会見を聞いて唖然としたのは私一人ではないはずだ。
公的な機関が最終的な判断を下したのだ。
防衛省の責任を認めたのだ。
なぜ自衛隊幹部は責任をとらないのか。
なぜ石破防衛大臣は責任をとって辞職しないのか。
あれほど、しかるべき時がきたら責任を取る覚悟がある、と言っていたのに。
すべては「のどもと過ぎれば熱さ忘れる」なのか。
石破防衛大臣も、防衛官僚も、そして国民までもが。
漁労長や被害者家族は自分の心に素直になって、
今jこそ大臣には責任を取ってもらいたい。亡骸さえもいまだ見つからない夫や息子の無念さを共感してもらいたい、と大声を上げるべきだ。
人間は一度ぐらい感情を爆発させる時があってもいい。
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