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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10107942281.html から転載。 2008-06-19 17:53:22 国会が21日まで延長され、国民がかたずをのんで後期高齢者医療制度廃止法案の行方を見守るなか、民主党の本音が露骨に現れる出来事が大阪府堺市であった ― 記事にはこんなリードがついている。 民主党の本音とはどんなものかいなと思いながら記事本文を読んでいくと…、 堺市議会の民主党・市民連合は5月末に「後期高齢者医療制度の廃止」を求める意見書を議会運営委員会に提案した。ところが、6月13日には早々と、「廃止」の意見書は撤回。議会運営委員会に自民、公明とともに「後期高齢者医療制度の存続させる意見書（案）」を提出し、17日の本会議で自民、公明、民主の賛成で可決した ― といった経過が書かれている。 さもありなん、という感じがする。 国会での民主党の動きもこれと軌を一にするからだ。野党が共同して提案し、参院で6月6日可決された「後期高齢者医療制度廃止」法案だが、衆院にまわされてからどうなったか。審議入りを前にして、民主党は日本共産党を除く野党で福田康夫首相問責決議を参院に提案し、11日に全野党の賛成で可決。そして参院での問責可決を理由に民主党は自ら提出した「廃止法案」を含むすべての法案の審議を拒否するという挙に出たのである。 だが一見勇ましく見える民主党の審議拒否戦術だが、その前後の流れを見ると少しも勇ましくない。 【関連記事】 ［政界地獄耳（敬称略）］党首討論中止は自民・民主の談合（日刊スポーツ） 民主党／問責本会議と同時刻に／自公と“協調”会合／国民にどう説明？（しんぶん赤旗） この一連の流れのなかで民主党の動きを眺めてみると、民主党は「廃止法案」の衆院審議など実は眼中になく、国民に一見自公政権と勇ましく対決しているようなポーズを示し、会期末国会ですべてがうやむやになるよう仕向けるために問責決議を参院で可決させたことが透けて見えてくる。堺市議会の民主党会派ほど戦術は稚拙ではないにしろ、国会における民主党の本音も「後期高齢者医療制度」の存続だということが分かるではないか。 こんな民主党と自民党による合作茶番を前にして、「野党が今全力でなすべき事（天木直人のブログ）」などと力み返っている人がいる。いまなすべきことは力み返ることではないもちろんない。なすべきことはきっちり筋を通すことである。 ============================================== 【関連記事】 2008年6月14日(土)「しんぶん赤旗」
gataro-cloneの投稿
＜民主党の本音＞民主党は本当に後期高齢者医療制度廃止を考えているか！否。
テーマ：変わるか民主党
6月19日付「しんぶん赤旗」（近畿版）に「民主党の本音」という小さな囲み記事が載っている。
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/182.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 6 月 13 日 19:03:26: KbIx4LOvH6Ccw
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/186.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 6 月 13 日 20:35:30: KbIx4LOvH6Ccw
民主党が「勉強会」／「後期医療」廃止法案審議放棄して／「審議の妨害だ」とは？
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