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2008年06月16日
自民党の「日本の移民政策」に騙されるな!
移民、1000万人受け入れ提言…自民議連案
自民党の「外国人材交流推進議員連盟」(会長=中川秀直・元幹事長)がまとめた日本の移民政策に関する提言案が7日、明らかになった。
人口減少社会において国力を伸ばすには、移民を大幅に受け入れる必要があるとし、「日本の総人口の10%(約1000万人)を移民が占める『多民族共生国家』を今後50年間で目指す」と明記した。
週明けの会合で正式に取りまとめ、福田首相に提案する。
1000万人規模の移民は、現在、永住資格を持つ一般・特別永住者(87万人)の約12倍にあたる。
案では、これら移民と共生する「移民国家」の理念などを定めた「移民法」の制定や「移民庁」の設置を提言。地方自治体に外国人住民基本台帳制度を導入し、在日外国人に行政サービスを提供しやすい態勢を整えることなども盛り込んだ。
入国後10年以上としている永住許可を「7年」に緩和するよう求めたほか、年齢や素行など様々な要件を課している帰化制度も、「原則として入国後10年」で日本国籍を取得できるように改めるべきだとした。
(2008年6月8日10時38分 読売新聞)
「日本の移民政策」、なんでもありの自民党が、とうとう禁じ手中の禁じ手を解禁することにしたようだ。人口問題に対して、根本的な解決を図るべく努力を放棄し、代わりに、海外から人材を機械的に持ってこよう、とは、政治家自身が能なし、という事を宣言しているようなものだ。この上ない辱(はずかし)めを、自ら露呈するのだから、なんでもあり政党と揶揄されても仕方があるまい。
移民政策そのものに関しては、正直、賛否両論があろうかと思う。しかし、今、日本国民は、それ以前の問題として、移民を受け入れる用意がない、気持ちとして受け入れる余裕がない、と私は思う。日々の暮らしで精一杯、他のトラブルやストレスは出来れば先送りにしたい、今は関わりたくない、との思いが大半なのではないだろうか。杞憂であればいいのだが、いったん移民を受け入れ、10人に1人は移民の人となれば、少なからず日本人はストレスを感じ、社会自体に重大な混乱が生じかねないと懸念される。
残念ながら、今日本人の質の劣化は甚(はなは)だしいものになっている。未成熟の日本人が社会の多くを占める中で、移民という政策が妥当だとは到底思えない。質の劣化の象徴である政治家が、今年に入っても道路財源問題、後期高齢者医療制度問題など、デタラメの答弁を繰り返しているが、そんな政治家が指し示す稚拙な方策を、とてもではないが信用できない。
「派遣、パートの奴隷層の数が足りないので、海外からの移民で賄(まかな)いたい」
政府与党の考えの核心は、恐らくこんなものであろう。大企業が望む低賃金労働者をいかに確保するのか、それも短期間で補充可能な方法は何があるのか、そういった観点で、1,000万もの移民を考えているに過ぎない。高尚な考えや、熟慮して練り上げた理念があるわけではなく、単に「大企業の要請」や「税収の確保」だけを目的とした浅知恵にしか過ぎない。
そもそも人口減少社会に陥らせたのは行政の責任であって、それを盾に移民政策の正当性を訴えるのは、責任転嫁に他ならないのではないだろうか。
・社会保障費の縮小
・競争社会による生活の余裕のなさ
・リストラを是とする会社慣行の横行
・大企業優遇に反して、家計への冷遇
・子育てを安心して出来ない社会情勢
・小児科医の激減(医療崩壊)
行政の責任、政治の責任について、ざっと挙げてみた。やることもやらずに、機械的に働く為だけの奴隷層を海外から輸入する、そんな事が許されていいのか!!!
日本という国は、日本人の中に奴隷層を作り、そして海外から人材を輸入する事で、奴隷層の拡充を図ろうとしている。民主主義という思想は、人間として平等を謳うものであり、身分制度をこの地球上から撤廃する、という事から、歓迎された代物であって、民主主義国家の中で、公然と奴隷層を位置づける事は、まさにデモクラシーへの背信行為である。
日本人の国民性というものは、いつからお人好しになってしまったのだろうか。これでもかっていうくらい、馬鹿にされているのに、怒り、批判、主張、抵抗はしないのであろうか。このままでは、氷山の一角の特権階級層だけがパラダイスで、他の水面下の多くの日本人は、溺死してしまう。
今、人材会社が世間で隆盛を極めている。人材会社と言えば、聞こえがいいが、所詮、人材売買をしているに過ぎない。つまり、人間を売り渡す対価としてカネを貰うボロイ商売だということだ。職を人質にとって、過酷労働を強いる行為は、あたかも王様が奴隷に強制労働を強いているがごとくであり、近代国家ニッポンにはあるまじき光景だ。
「労働者は、確実に政府の情報操作により騙されている。」
過労死当たり前、うつ病で退職するも当たり前、低賃金でも貰えるだけ良い方だ、年間約3万人自殺者がいても代わりはいくらでもいる、日本は諸外国に比べて恵まれている、等々、外の世界を知らない日本人は、巧妙な情報操作によって見事に洗脳されている。
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