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2008年06月15日
矢沢永吉の言葉には真実がある
ロック歌手としての矢沢永吉の事は、私はあまり知らない。
しかし、矢沢の生き様にはなぜか惹かれる。
彼の口から発せられる言葉はなぜか心に響く。
それは、たぶん、ロック一つを頼みとして極貧から成り上がった(註:彼自身の言葉)彼の者の言葉に真実があるからだ。
朝日新聞は、毎週日曜日の「朝日求人」欄で、各界で活躍している著名人の、若者へのメッセージを乗せている。
6月15日のそれは矢沢永吉だった。
その言葉もまた真実に満ちている。
「・・・いつでも自分に質問を投げかけてきた。後悔はしていないか。何かおかしいと感じていないか。今の僕は間違っていないか。
その質問に、頭で理屈を考え、自分を納得させることが大事だ。
自分で臆病だと認めるのはなかなか難しい。しかし、本当は臆病と緻密な考えは背中合わせにあって、怖いからこそ有効な防衛策を繰り出せるのだと思う。目をそらさずに自分の現状をはっきり把握したいと僕は思う・・・
・・・うちの会社ではいつも若い人に言う。例え先輩に対してでも、言うべきことをのみ込むなと。やっぱり上の人間は、少しずつ時代遅れになっていたり、古い習慣になじみすぎて細かい良しあしが分からなくなっていることがある。ささいなことでも、見えたら発言するべきなんだ・・・
・・・自分たちの人生は自分で守らなきゃいけない。矢沢の歌手生命だってそうだ。自分らしく生きていくってサバイバルなんですよ。それを日本人はどこかで他人任せにしてきたと思う。
国が守ってくれる、法律が守ってくれるって、本当か。国家賠償を頼みの綱と念じても、裁判をすればほとんど国が勝訴する。信じて払い続けてきた社会保険制度だってボロボロだ。
これは起きるべきして起こったと思う。
国民は「お国様」を無心に信じてきたけれど、国を動かしている役人も・・・自分の身が安泰ならどこかで・・・意識がゆるくなるもんだ。
そして、その精神はきれい事や建前に甘んじている。
役人が変だと感じても、誰も論じようとはしない。その危うさはかろうじて立っている積み木のようなもので、1ヶ所バランスが崩れたら、あっという間に全部が崩れ去るに違いない・・・
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