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石原慎太郎が都議会に提出した地球温暖化対策法案だけは、絶対に成立させてはならない
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/130.html
投稿者 スパイラルドラゴン 日時 2008 年 6 月 11 日 00:52:30: 0zaYIWuUC0gac
 

http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/7264260.html より全文転載。
(本文に貼り付けてあるグラフは、リンク元でご覧下さい)

「らくちんランプ」の管理人スパイラルドラゴンです。今日は、2008年6月11日です。
 さて昨日は、東京都知事の石原慎太郎が東京都独自の地球温暖化対策法案(都民の健康と安全を確保する環境に関する条例の一部を改正する条例)を、都議会に提出したようです。http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/06/20i63101.htm

 石原慎太郎という人物が、他人の意見を聞かない強情で恥知らずの死に損ないじじいに過ぎないということは多くの都民の共通認識なので、今さら石原慎太郎の所業を批判してもあまり意味がないのですが、この法案審議を行う都議会の議員諸氏に、二酸化炭素温暖化仮説の崩壊http://env01.cool.ne.jp/frommanager/fm2007_8.htmという論文を読み解く力が備わっていなくとも、本ブログ上部に貼り付けた「最終エネルギー消費と実質GDPの推移」の表の意味を理解する社会人としての最低限のセンスがあり、さらにこの法案に反対している企業経営者からの声をしっかりと聞けば、この法案だけは絶対に廃案にすべき法案だと確信するはずです。

 今回東京都が都議会に提出した法案を判りやすく解説すると、例えば東京都が老舗のAホテルとBホテルをこの法律の規制対象とした場合に、Aホテルが食中毒事件を起こしたことが原因で売上げが半減し、電気消費量=二酸化炭素排出量が半減したら、このAホテルは自動的に排出権を獲得し、この排出権を都が指定した規制対象の企業に売却できるようになります。
 そして、Aホテルの昔からのライバル企業であるBホテルに、以前はAホテルに通っていた客が殺到し、Bホテルの売上げが増大して電気使用量が増加し、都が規制する排出枠を上回ってしまった時に、売上げが低下したAホテルが棚ぼたで獲得した排出権を購入すれば、東京都の排出枠規制を守れることになるという、石原慎太郎が常日頃からバカにしている共産党が目指している社会システムを実現する法律案なのです。

 現代のような化石燃料(ウラン資源を含む)を基にした一次エネルギーに、過度に依存している社会経済において、二酸化炭素地球温暖化仮説を前提として、国や地方自治体が企業の二酸化炭素排出量を規制対象とすることは、全ての企業に右肩下がりの経営を強いることなのです(ちなみに私は、自然エネルギー信奉論者ではありません)。

 なお、今回東京都環境局が作成した法案の詳細は、現時点では明らかになっていませんが、みずほ総合研究所が作成した「国に先行する東京都の温暖化対策」に沿った内容だと思います。http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/research/r080601environ.pdf

 さて今日の本文は、毎回痛快な切り口で、地球温暖化の危機を煽っているマスコミ・政治家・環境NGO等をぶった斬っているメールマガジン「サマータイム制導入に反対する」の、vol.611 発行日2008/06/10を転載します。

(以下転載)

【サマータイム制導入に反対する】vol.611 2008/06/10 発行者:media
http://archive.mag2.com/0000144953/20080610210828000.html

●時代とともに悪くなる風通し

 前々回と前回、風通しの問題の話をしましたが、その補足です。

 時代とともに街なり国なりが近代化されたり発展したりしていくと、どうしても風(空気の流れ)を阻害する物が増えていくので、風通しが悪くなっていきます。
 すると、CO2と熱がこもるようになっていき、CO2濃度と温度とが上昇していきます。

 ですから、横軸に時間(年)、縦軸にCO2濃度をとると、(長期的には)右肩上がりになるグラフが出来上がります。
 また、横軸に時間(年)、縦軸に温度をとると、やはり、(長期的には)右肩上がりになるグラフが出来上がります。


●自称「地球温暖化説を証明しているグラフ」の作り方

 さて、そこで、この二つのグラフを重ね合わせてみましょう。
 すなわち、横軸に時間(年)、縦軸にCO2濃度と温度とをとったグラフを描くわけです。
 すると、CO2濃度とともに温度が上昇していくグラフが出来上がります。

 そう、多くの人たちが「地球温暖化説を証明している」と信じ込まされているグラフです。
 単に風通しが悪くなっていったために共に上昇していっただけのCO2濃度と温度の記録のことを、「CO2のせいで温度が上昇したことを示すデータ証拠」と信じ込まされているのです。
 これは、極めて悪質な詐欺でしょう。

 以上が、自称「地球温暖化説を証明している」グラフの正体です。
 CO2濃度増が温暖化を招いたことを証明するグラフなど、一つも無いのです。
 あるのは、せいぜい、ここで述べたようなグラフか、そうでなければ、温度上昇のせいでCO2濃度が増したことを示すグラフぐらいです。

●重い物質はこもりやすい

 CO2は、空気の主要成分であるN2(窒素)やO2(酸素)よりも重い物質です。
 ですから、下に沈みやすいのです。
 それ故、こもりやすいのです。

 また、だからこそ、背の低い草などが繁殖できるわけですよ。
 何しろ、CO2は植物の生育を促す物質ですからね。

 風通しの悪さが招くCO2のこもりは、とかく見落されがちな問題です。


●ヒートアイランド現象を温室効果と混同する恥ずかしさ

 風通しの悪さからくる熱のこもりによる温度上昇は、CO2の温室効果とは全く別の現象です。
 これは、広い意味でのヒートアイランド現象です。

 そんな現象を、やはり風通しの悪さによるCO2のこもりによるCO2濃度増と結び付け、それを温度上昇の原因にするのは、非常に恥ずかしい間違いのはずです。

 もっとも、環境赤軍は、そういうの、平気みたいですけどね。
 たとえば、車の排熱や、車体の反射光や、道路による太陽光エネルギーの吸収による温度上昇とかを、車の排気ガス中に含まれるCO2の温室効果のせいにしたりします。
 そう、なんでもかんでも「CO2(温室効果)のせい」なわけですよ。
 完全な思想偏執狂です。


●欲しいのは風車ではなくむしろ扇風機

 風通しの悪さなどによる(広い意味での)ヒートアイランドは、CO2を削減しても防げません。
 原因が違うのですから、当たり前です。
 では、どうすれば防げるのか?

 答えは、風通しを良くする…ですね。
 でも、それには限界がある場合がある。
 また、それが不可能な場合もある。
 では、そういう場合はどうすればいいのか?

 答えは、風(空気の流れ)を人工的に起こす…ですね。
 強制的な換気です。
 放熱されやすい所へ、空気を追いやる。

 そう、必要なのは、扇風機なのですよ。
 風車ではなく。

 風車では、かえって、熱がこもっちゃいます。
 全く逆のことやってるんですよ、愚かな現代人は。
 そうやって、熱だけでなくCO2までこもらせて、ますます誤った思い込みにハマっていく。
 傍目から見れば、これって、ただのバカではないでしょうか?


●放出完了所要時間を無視するトリック

 地球温暖化論者たちは、CO2でも多くのウソを吐くものです。
 地球温暖化論者たちは、地球規模の問題でも、CO2濃度と温度との関係を示すグラフを悪用して、CO2濃度増が温度上昇の原因だぁ!とほざきます。
 ところが、実際には、温度上昇が原因でCO2濃度が増しているのが真実なのです。
 何しろ、温度上昇の方が、CO2濃度増に先行して起きているのですから。

 欧米のまともな科学者たちは、「温度上昇→CO2濃度増」説を唱えています。
 日本では、槌田敦氏が、このことを指摘していますね。

 ところが、この事実に難癖をつけているのが、たとえば、山本弘(@と学会)という文化マルキスト(隠れマルキスト)です。
 そこで、山本弘(@と学会)のウソ・だましのテクニックを、ここで暴いてみたいと思います。
 ちなみに、出典は彼の著書「“環境問題のウソ”のウソ」です。

 まず、山本弘(@と学会)は、温度上昇によるCO2濃度増の割合が小さすぎる!とほざいています。
 気温が0.4度上がっても、CO2は1.4ppmしか増えない…
 ところが、実際には、35年間で40ppmも増えている…
 これでは、気温は約11度も上がっていなければならない…
 これは事実に反する…
 以上が、山本弘(@と学会)の論理です。

 でも、これにはトンデモないトリックがあるのです。
 それは、CO2が海水から放出しきるのには時間がかかるという問題を完全スルーしているのです。

 温度が上がるとCO2濃度が増えるのは、海水温が上がると、海水からCO2が放出されるからです。
 ところが、気温が上がるような状況になっても、海水温はすぐには上がらない。
 気温とともに敏感に温度上昇に反応するのは、海水のごくごく浅いところだけなのです。
 そのために、温度上昇によるCO2放出は、ごくごく浅いところでしか起こらない。
 海水全体から温度上昇によるCO2放出が起きるためには、海水が、対流や撹拌などにより、入れ替わらなければなければならない。
 だが、入れ替わりが完了するには、ものすごく時間がかかる。
 ですから、海水全体からCO2が放出されきるには、非常に時間がかかるのです。
 そのため、CO2濃度増は(気温上昇に対して)大幅に遅れるのです。

 その分野の科学者たちの言うところによると、温度上昇に対するCO2濃度増の遅れは、なんと、数百年だそうです。
 ということは、一年あたりのCO2濃度増は、放出が完了するまでの間の分の数百分の一にすぎない…ということになるでしょう。

 山本弘(@と学会)が振り回している「気温0.4度上昇に対して、CO2濃度1.4ppm増」という割合は、一年あたりの割合にすぎません。
 つまり、たとえば、ある年に気温が0.4度上がって、その後、気温がそのまま35年間、高止まり(変化しない)状態が続けば、単純計算で1.4×35=49ppm増にもなることになるのです。(注:あくまで単純計算です。念のため。)
 ですから、放出完了所要時間のことを考えるならば、「35年で40ppm増」に対する温度上昇は、実際には、山本弘(@と学会)が唱える「約11度」よりも桁違いに低い値で十分なわけです。
 これなら、実際に起こった温度上昇分とほとんど同じになるのではないか?

 放出所要時間の問題をスルーする…
 これが、山本弘(@と学会)のウソ・“だまし”のテクニックの正体です。
 槌田氏の指摘は、(この点に関しては)決して間違ってはいないのです。


●海も吸収源である事実を無視するトリック

 山本弘(@と学会)は、槌田氏の主張を潰すために、さらにもう一つのトリックを用いています。
 それは、放射性元素・炭素14をネタにしたトリックです。

 化石燃料には、炭素14は含まれていない…
 一方、大気中のCO2に含まれる炭素14の割合は減少している…
 つまり、炭素14を含まない炭素からなるCO2の割合が増えている…
 これこそ、増加分が化石燃料によるものである証拠である…
 以上が、山本弘(@と学会)の教義です。

 一見、正しく思えますが、騙されてはいけません。
 なぜなら、海もまた吸収源であるという事実をスルーしているからです。

 自然発生分を含んだ全CO2に占める化石燃料分の割合が増えるのは、当たり前のことです。
 化石燃料による排出量は増えているのですし、その一方で、自然が破壊されているのですから。

 一方、海は(も)吸収源です。
 だからこそ、植物が枯れてしまう冬でも酸欠にならずにすむのですよ。
 地上から排出されたCO2は、海水に(も)吸収されているのです。

 もちろん、その中には、化石燃料分、すなわち、炭素14を含まないCO2も含まれる。
 それが占める割合が増えている。
 ということは、海に吸収されるCO2についても、炭素14を含まない割合が増えることになる…ということでしょう。
 ならば、温度上昇により海水から放出されるCO2についても、炭素14を含まないCO2の割合が増すことがあったとしても、別に不思議ではないのではないか?

 炭素14の割合の減少もまた、槌田氏の主張を覆すものではないのです。
 騙しているのは、山本弘(@と学会)の方なのです。
 まさに“ウソだらけだった”。(笑)


●典型的な「yesBUT」論法オタク

 このような破廉恥なトリックを用いてまで槌田氏を攻撃するのは、要するに、「温度上昇→CO2濃度増」説を死ンデモ認めたくないからです。
 そんなものを認めたら、地球温暖化説が死んでしまう。
 そんなことは、死ンデモ許せない。
 「死ンデモ」さんなのですよ、山本弘(@と学会)は。
 ま、文マルなら当然ですけどね。
 それを知らない・認めたがらない人が多いから困る。

 文化マルキストは、隠れマルキストです。
 ですから、マルキストとしての正体を隠したがるものです。
 そのために、中立派や慎重派を装うものです。

 そして、そのためによく用いられるのが、「yesBUT」論法です。
 朝日新聞がよく用いますよね。

 実際、山本弘(@と学会)も、この論法を用いています。
 「地球温暖化説は間違っているかもしれない」と。
 これが、「yes」の部分。
 そして、今回御紹介した槌田氏への卑怯な攻撃等が、「BUT」の部分です。

 ちなみに、山本弘(@と学会)は、恐怖や自虐を煽る朝日新聞をかばっています。
 要するに、このオッサン、根赤なアサヒストなんですよねー。

 もっとも、地球温暖化説肯定論にもトンデモ論があることを指摘してはいます。
 しかし、その何倍も、異端論者を攻撃しているのです。
 しかも、地球温暖化説肯定論のトンデモ論指摘のための本は書いていない。
 なーのーに、異端論者攻撃の本は書く。(そこでアリバイづくりをしているだけ。)
 あまりに露骨なダブル・スタンダードです。
 ま、文マルなら当然ですけどね。

 この事実を頑として認めない人があまりに多すぎる!
 いい加減、目を覚ましてはいかがですか?
 今は、もう、1990年代ではないのですから。


●やはり民主主義潰しが目的のサマータイム導入論

 さて、ここからは、サマータイムの話です。
 10日の北海道新聞の朝刊に、こんな見出しの記事が載っています。

 《サマータイム法案 今国会の提出困難》

 ま、そのまま潰れてくれればいいのですがね。

 呆れるのは、政調全体会議で、こんな発言があったこと。

 「導入が2010年の参院選直前なので、自民党に批判が来ないようにしてほしい。」

 だったら、導入なんか、やめれっつーの。
 自民党に批判が来なければいいだなんて、全くのジコチューですよね。

 しかも、選挙さえ乗りきれればいいという汚い論理。
 それって、民意完全無視ってことじゃねーか。
 ふざけんな!

 「国民にモノは言わせない。全ては、自分たち政治家が仕切らせてもらう」という傲慢さが、ハッキリとあらわれていますね。

 こうしてみると、サマータイム導入の目的が、民主主義潰しにあることがわかるでしょう。
 サマータイムは民主主義の敵なのです。

 そして、国民の敵でもある。
 国民の健康を害し、社会を混乱させ、産業・経済そして国を衰退させる。
 こんなろくでもない制度の導入に賛成する政治家どもに、議員バッチをつけ続ける資格などないはずです。

発行者:media( tarkun0507@yahoo.co.jp )
    お手数ですが、件名(Subject)に kankyo とご記入願います。

バックナンバー閲覧、購読解除:
http://mediax.hp.infoseek.co.jp/mm8/mm.htm

このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。http://www.mag2.com/

(転載終わり)

スパイラルドラゴン拝
 

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