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後期高齢者医療制度を廃止しろと民主党は言うが、そのせいで将来足りなくなる医療財源をどうやって賄うのか。ちゃんと対案を出さずに批判だけするのは無責任だ。
エリート街道をまっしぐらに歩いてきた苦労知らずの世襲ボンボン議員の町村サンや、陰険な性格が態度や言葉の端々に見え隠れする伊吹サンあたりがよく言うセリフだ。では逆に訊こう。今のこの、のっぴきならない世の中にしてしまったのは、誰の責任か。いいかげんな甘い見通しを立てて、税金をザブザブ無駄遣いしてきた官僚どもと、そいつらとズブズブだった自民党だろう。足りなくなっても自分たちの既得権益は絶対に手放さないばかりか、新たな税をデッチ上げて国民から巻き上げる。それが後期高齢者医療制度というわけね。
小泉改革詐欺で成立した独立行政法人と、そこへ相変わらず天下りを繰り返す高"給"官僚。ムダな道路、ダム、空港を造りまくって儲けている道路族議員&国交省&地方自治体と知事、何よりアメリカ様に貢いでいる思いやり予算などなど、ヤル気になればいくらでもムダを削って医療財源へ回せるのだ。まあヤル気なんてないくせに、見直しだの何だのゴマカシている自民党と創価学会には、これ以上任せていられない。
当然の世論の批判を受けて、自民党があわてて出してきたのが「高齢者投資マル優制度」と「3世代同居世帯への減税措置」だ。ちょっと待て。ビンボー人に株なんて買う余裕などなく、3世代同居世帯なんて恵まれている人びとばかり。その時点で金持ちの発想だ。金持ちの味方自民党は、年金を天引きされたせいでスーパーで万引きしたり、何週間もヒトコトも口をきかない独居老人のことなんて想像もつかないのだろう。自民党とその支持者の金持ちは全員死ねばいいのに。
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