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私が通う中国整体の先生は、四川省地震現場における日本の救助隊は非常に優れているが、人道支援は歓迎でも自衛隊の入国は別だと言う。四川と並ぶ最近の自然災害サイクロンでも、推定死者数二万から十万人という凄まじい被害に対し、ミャンマー軍事政権は緊急物資輸送の為の米軍の出入りを拒否している。
アメリカのマスコミやNGOはこれを激しく非難しているが、二年前ニューオーリンズがハリケーンに見舞われた際、政府が国内外からの支援やボランティア受け入れを拒否した為にどれだけ無残な結果になったかは忘れられているようだ。あの時ハリケーンが予測されていながら政府が災害対策予算を削減したように、ブッシュ政権はサイクロンへの警告が出されていた矢先に同国への経済制裁を強化した。アメリカのNGOや個人が救援物資以外送れなくなったのはミャンマー軍事政権ではなくこの新規定によるものだという事実は報道されていないのだ。
過去の事例から、人道支援という名の米軍介入が新たな経済政策や資源の民営化要求とセットではないかという懸念を持つ国は少なくない。中国世論の反発から見送られた四川への自衛隊派遣。災害救助能力が世界で評価されている自衛隊を「地球救助隊」に変えてはどうかという声もある。真の人道支援とは何か、改めて考え直したい。
[新世紀人コメント]
堤さんは言うまでもなく川田龍平氏の奥様である。
この一文は大変によくまとめてあるので転載した。
ブッシュ政権はミャンマーに侵略の野望を持って締め上げていた上で「待ってました」とばかりに軍事政権を非難している。
本当に支援をしたいのならば非難をする事はなくミャンマー政府の要請に従って大々的に支援物資を送る筈だ。
自衛隊を「地球救助隊」に変えると言う事については、戦闘訓練を行って戦闘に備えている集団である自衛隊は軍事知識を備えているのであるから外国の災害地の偵察活動を意図しなくても自然に行ってしまう能力を備えているのであるからそれは現実的に無理な構想に過ぎない。
日本が国際貢献という誤魔化しの言葉を操られて金融資本の略奪活動の手助けとして海外での軍事活動を要求される事をかわす方法として、
むしろ消防士の活動を一般に広めて既に存在してきている消防団の活動等を地域において拡大して企業にもそれへの応援を要請するのである。
そしてこのような国民の活動を踏まえた上で外国の緊急事態には非軍事的な復興支援に支援隊を組織して送り出したほうが良いだろう。
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