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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080601-00000009-gen-ent
福田政権は中国・四川大地震の被災者救済のために、自衛隊のC130輸送機を使い、毛布、衣料品などを運ぶ方針を固めた。自衛隊機が中国国内に入るのは、政府専用機を除けば初めて。中国国内の反日感情を考えれば画期的なことで、「日中関係改善の成果」と報じる新聞も多かった。
しかし、今度の輸送機派遣は中国側が「ぜひに」と言ってきた話とは違う。
「中国側はテントや衣料品の緊急支援を求めたのです。これに対し、中国の日本大使館員が『自衛隊機で運ぶことはできるか』と打診した。中国側の国防省関係者は『排除しない』と答えた。これが27日のこと。直ちに福田首相に伝えられ、翌日には『中国側が自衛隊派遣要請』と大々的に報じられたのです」(外務省事情通)
日中外交をアピールしたい福田政権が相手の弱みに付け込んで飛びついたような話なのだ。その証拠に高村外相は「自衛隊の輸送機でも結構ですよということだと理解している」と慎重な言い回しをした。中国政府筋は毎日新聞に「中国にとって自衛隊機派遣受け入れはデリケートな話だ。自ら進んで要請しているわけではない」と話している。自衛隊の輸送機が入るのは北京か成都まで。その先は中国側が物資を運ぶ。
支援するのは結構だし、自衛隊機でも何でも出せばいいが、地震支援を政治的に利用しようとしている福田政権の姑息な姿が透けて見える。
こうやって自衛隊機を出せば、自衛隊の海外派遣が当たり前のように既成事実化していく懸念もある。
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