★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK50 > 432.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080525k0000m040077000c.html
栃木県弁護士会(高木光春会長)は24日の定期総会で、施行が1年後に迫った裁判員制度の延期を求める決議をした。今年2月の新潟県弁護士会に続き全国で2番目。
宇都宮市の県弁護士会館であった総会は非公開で行われ、会員53人が出席。1人が提出した議決書が、賛成25、反対20、棄権7の賛成多数で採択された。議決書は「裁判員制度では裁判の期間が短くなり、審理が十分に尽くされない可能性があり、国民にも負担が重すぎる」としている。
高木会長は「決議の内容は裁判所や検察庁に伝えるが、執行部は粛々と裁判員制度に向けて準備をしていく」と述べた。【吉村周平】
毎日新聞 2008年5月24日 22時34分
■関連―NHKニュース
裁判員制度延期を 栃木で決議
http://www.nhk.or.jp/news/k10014807701000.html
1年後に始まる裁判員制度について、栃木県弁護士会は「審理が不十分になるおそれがあるうえ、国民の負担が重すぎる」として延期を求める決議をしました。ことし2月には新潟県弁護士会も延期を求める決議をしており、地方の弁護士の間で制度に批判的な動きが広がっています。
栃木県弁護士会は、24日午後、宇都宮市で総会を開き、裁判員制度の延期と抜本的な見直しを求める決議案について話し合いました。総会は非公開で行われましたが、関係者によりますと、決議案を提出した弁護士が「裁判員制度では、市民が参加しやすいように裁判の期間が短くなるため、審理が不十分になるおそれがあるうえ、国民に参加を義務づけるのは負担が重すぎる」と延期を求める理由を説明しました。出席者からは「今になって延期を求めたら、弁護士が責任を放棄したように受け取られてしまう」などと決議に反対する意見も出ましたが、採決の結果、賛成が25人、反対が20人の賛成多数で可決されました。栃木県弁護士会の高木光春会長は「わたしは延期すべきではないと思っているが、危機感を持っている弁護士が多いようだ。裁判員制度に向けた研修などの準備は進めるが、決議の内容は裁判所や検察庁に伝えたい」と話しています。裁判員制度の延期を求める決議は、ことし2月の新潟県弁護士会に続いて2番目で、地方の弁護士の間で批判的な動きが広がっています。
■関連―
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK50掲示板
フォローアップ: