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「災害のミャンマーで米軍の悪だくみ」 国際政治ナナメ読み 日刊ゲンダイ5月13日
今月2日からミャンマーにサイクロンが直撃、10万人を超える死者が出るのではないかという事態になっている。米国など各国は直ちに緊急人道支援を表明。ところがミャンマーの軍事政権が支援チームの上陸を拒否するという「珍事態」が生じた。ただでさえ欧米社会では評判の悪いこの政権は、さらに悪い立場に追い込まれている。
しかし、ここで大手メディアの流す論調だけで物事を判断してしまってはいけない。なぜなら、ミャンマー軍事政権のこうした態度も、理由が推測できるからだ。
その理由は、緊急人道支援がもっている「もうひとつの顔」にある。被災した人々を救うため、各国の支援チームはそれこそ縦横無尽に対象国の領土を駆け巡る。普段は入れないようなところにまで堂々と入り、現地情勢をつぶさに観察することができるこの機会は、情報工作機関にとってはまたとない「火事場泥棒」のチャンスでもある。
まさかと思われるかもしれない。しかし、たとえば日本の関東大震災(1923年)に際し、当時の政府が最も恐れたのは外国の派遣する支援部隊が、東京、横浜などの港湾施設などを観察することだった。現に米国は東京湾の奥深く入り込んでの「支援活動」を提案し、軍・内務省が警戒感をあらわにしたという記録がある。
また、北朝鮮についても拙著「北朝鮮外交の真実」で記したとおり、米国は平壌におかれた世界食糧計画(WFP)の職員という形でエージェントを配置。現地情勢をつぶさに観察していた。
さらに言うと、もっと不可思議なことに気付く。それは異様なほど米海軍の展開が早いということだ。空母「キティホーク」および「ニミッツ」を中心とした機動部隊がどういうわけか、あらかじめ西太平洋にいたのである。私たち日本人は「天気は自然現象」と信じ込んでいる。しかし実はそうではない。米空軍は1996年から「ウェザー・モディフィケーション(天候操作)」の研究を開始しており、2025年までに世界中のすべての地域であらゆる天候を操れるように技術開発を進めている。
また海軍も同じく1995年から研究開発を進めており、2004年には「実戦配備」するとの企画書を先日、情報公開したばかりである。
ミャンマー軍事政権の蛮行は許されるものではない。しかし、どうやらもっと大きな「悪意」も国際政治の裏側には潜んでいるようだ。
[新世紀人コメント]
「軍事行動」は気象に気遣いそれを背景にして行動する事が原則である。
戦後日本では軍事に関して知識が一般化されていないので、常識的知識にすら一般国民が馴染んでいないだけの話である。
簡単な事であるが、台風を避けて艦隊は行動しなければ沈没を免れないし、艦載機を飛ばす事も出来ない。
従って気象条件を利用した政治・軍事行動を計画している場合には、対象の気象現象の近くに展開していなければならないのである。バレバレと言えるのだが、しかしさらに裏と宣伝があると考えられる。
ナチスが行った政治・軍事行動を見れば先例として大いに役立つだろう。
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