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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080512-00000008-gen-ent
支持率10%台とジリ貧の福田首相が、財務省と結託して消費税増税に乗り出す。それも一気に5%アップを狙っているというからオドロキだ。つくづくこの首相は、庶民の苦しみが分かっていない。
●「責任ある政治」に酔いしれる
国民新党の綿貫代表は、福田首相を「生きてはいるが何もしない水槽の魚」と評したが、本当にそうだ。
政権発足から8カ月になるのに、福田首相が存在感を示したことは一度もない。本人もそれを気にしていたようで、ようやく政権の目玉政策を決めた。それが消費税増税というのだ。
「福田首相は暫定税率の復活で“これが責任ある政治”と開き直った。その後の支持率低下でますます意固地になり、みんなが敬遠してきた消費税増税をやる腹も固めたのです。“それが責任ある政治だ”と破れかぶれになっている。サミット花道論などどこ吹く風です。福田首相本人は、安倍内閣の消えた年金、小泉内閣の老人医療と、ずっと尻ぬぐいをやらされてきたと思っているから、辞める気なんてさらさらない。少なくとも来年9月の任期まではやるつもりです」(自民党関係者)
これだけ国民の支持を失えば、普通だったら恥ずかしくて首相のポストから降りるものだ。史上最低支持率を記録した竹下首相や森首相だって辞めた。
ところが福田首相は、やる気マンマンだから困りものだ。
「13日に道路特例法案を再可決すれば事実上、今国会は終わりです。そこから消費税増税ムードを盛り上げて、秋から始める09年度税制改革論議の中で道筋をつけ、来年の通常国会で増税法案を成立させるハラです。25兆円の赤字国債分を消費税で賄うには10%アップが必要ですが、まずは5%アップ。後期高齢者医療制度への批判も追い風で、それならみんなで負担しようと増税に誘導するわけです。そんなことをやれば当然、支持率はガタガタでしょうが、本人は地盤を息子に譲って引退してもいいと考えているから気楽なもんです」(政界関係者)
もっとも周囲は、福田首相の独走に困惑気味だ。
「民主党政権が誕生すれば税率アップができなくなる財務省は、何としても福田内閣にやって欲しい。ポスト福田を狙っている連中も、今がいいと思っている。ただ、政府税調では消費税の“しょ”の字も出ていません。安倍内閣のときでさえ、ゴールデンウイーク明けには財務省の連中も交えてワーワーやっていたのに、福田内閣では首相の指示がないから議論する雰囲気はゼロです」(税調事情通)
やっぱり史上最低の首相だ。
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