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(回答先: 日本、温暖化ガス削減の長期目標発表へ 2050年までに60-80％削減（ＡＰＦ） 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 5 月 11 日 18:29:40)
日本政府は温室効果ガス削減の長期目標を策定するようですが、その内容は住宅リフォーム詐欺並と同レベルの、素人でもすぐにインチキだと見破れる内容になると予想しています。
何故かというと、日本の将来の総合エネルギー政策が、2005年末時点での世界の石油可採年数を40．6年という前提で構築されていますし、2055年には日本の総人口が現在より約3,800万人減少する、つまり人口が現在よりも約3割減少すると予想されていますので、国が化石燃料消費を抑制する何らかの規制（環境税の導入等）を実施しなくとも、自然に二酸化炭素の排出量は半減するのがほぼ確実な将来見通しが立っているからです。
それに、日本で自然エネルギーの設備比率をどんなに高めようとも、全エネルギー消費に占める供給割合が３％を超すことは無いでしょう。
日本が化石燃料の消費を強制的に抑制すれば、国の経済は即座に破綻し、自殺者の大量発生を招くか、国を見捨てる人々が大量に発生することでしょう。
それに、ＥＵの削減目標数値は、あくまでも１９９０年をベースにしていますし、フランスの原子力発電による余剰電力をＥＵ域内全域に融通できる送電線網さえ構築すれば、実際には化石燃料の消費を殆ど抑制しなくとも達成可能な目標であることに、日本の政治家もいい加減に気付くべきです。
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