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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10094556237.html から転載。 2008-05-07 07:39:26 >1978年6月、金丸信防衛庁長官が、在日米軍基地で働く日本人従業員の給与の一部(62億円)を日本側が負担すると決めたことから始まる。日米地位協定の枠を超える法的根拠のない負担に対して、円高ドル安などによってアメリカの負担増を考慮した金丸が、「思いやりの立場で対処すべき」などと答弁したことから、思いやり予算と呼ばれるようになった。 >英語表記でも「Omoiyari yosan」で通用する。 こちらはアメリカの立場を「思いやって」始めたつもりかも知れないが、アメリカの方ではいつの間にか「思いやり予算は良い投資」とか言って、恩ぎせがましいことを平気で言ってくる。最近ではアメリカが次々要求してくるものを予算化するから、「言いなり予算」あるいは「おもねり予算」としか言えないような実態がある。 その点を神戸新聞は次のように断じている。 ============================================ http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0001010212.shtml 社説 「思いやり」とは相手の窮状を気遣ったり同情したりすることである。しかし、政府の辞書には「機嫌を損ねない」という意味もあるらしい。 在日米軍の駐留経費負担(思いやり予算)についての新たな特別協定が発効した。ねじれ国会の影響で、衆院は可決、参院は否決と、結論は分かれたが、条約と同じように衆院優越規定の対象となるため、国会承認を受けたとして効力が発生した。 日本側の負担額は二〇〇八年度が千四百十六億円で、旧協定とほぼ同水準。新協定の期限は一〇年度までの三年間。 一カ月遅れになったものの、この負担を「日米同盟のコスト」(高村外相)と説明してきた政府は、ホッとしたことだろう。 しかし、国会審議で明らかになった負担の実態を振り返れば、米国におもねた予算と思えてならない。 思いやり予算とは、米軍駐留経費の日本側負担分のことだ。隊舎などの施設整備だけでなく、基地で働く人たちの給料や米軍が公用で使った光熱水料などの費用を日本がもっている。 日本の物価高騰などを受け、一九七八年度から従業員の一部福利費などを負担し始めた。当時の金丸信防衛庁長官が「思いやりをもって対処」と語ったのが通称名の由来で、額は増大してきた。 昨年来、日本側は負担の大幅軽減を米側に打診してきた。日本の財政悪化を踏まえれば、当然のことである。 米側が反発し、結局日本が譲歩した。テロ支援国家の指定解除など北朝鮮政策への影響を懸念したとみられる。 ドイツは「思いやり予算」のような負担を拒んでいるという。それを思えば、日本の米側配慮は過剰ではないか。 国会審議で、基地従業員の約二割がバーやゴルフ場など娯楽施設の従業員であることが明らかになった。その基地内のゴルフ場は、嘉手納や岩国など全国十カ所にあることも政府の答弁書で分かった。 在日米軍司令官は「祖国から遠く離れた駐留軍人らへの適度な娯楽の提供」と理解を求めたが、高村外相が思わず述べたように「国民感情から言って(税金の使途として)ストンと落ちるかどうか」。 駐留米兵による犯罪が後を絶たない。その米兵の「適度な娯楽」のために苦しい財政から多額の税金を注ぎ込む。国会質疑は終わったとはいえ、日米同盟での適正な負担をめぐる議論は重ねていきたい。 (5/6 09:02)
gataro-cloneの投稿
<思いやりではなくおもねり>思いやり予算/娯楽費までも税金ですか【神戸新聞・社説】
テーマ:アメリカと日本の関係とは
「思いやり予算」の名前の由来をWikipediaで調べるとこう書いてある。
思いやり予算/娯楽費までも税金ですか
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