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(回答先: 「9条は希望与え続けた」 平和憲法を考える世界会議(東京新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 5 月 05 日 00:14:03)
2008年5月3日の憲法記念日の翌日5月4日、私は千葉の幕張メッセで開かれた「9条世界会議」の全体会へ参加して来ました。これまで9条は変えて欲しくないけどこのような集会へ参加したことのない人たちを誘い出かけました。会場へは遅くない時間に着いたつもりなのにもう長蛇の列でした。まわりには荷物を携えての人も多くおそらく全国からこの日のために出てこられたのでしょう。午後に始まった全体会は、コンサートも含め予定をオーバーして夜10時頃まで行われました。
さて参加しての報告を―
「東京新聞」の5月5日の朝刊の記事は、私が書きたいことをズバリ記事にしています。私の報告に変え転載します。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008050502008939.html
『9条で命守られた』 9条世界会議 高遠さん語る 千葉で開幕
2008年5月5日 朝刊
世界各地で紛争が絶えない中、戦争放棄をうたった日本国憲法九条の意義を再確認する「9条世界会議」が四日、千葉市の幕張メッセで始まり、海外の参加者も含め約一万五千人(主催者発表)が会場を埋めた。
イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんは、武装勢力に拘束された経験を基に発言。「(自衛隊のイラク派遣で)日本が九条を突破したことで人質にされた。殺されなかったのは、私たちがイラクで丸腰で対話を続けてきたと分かったから。九条(の精神)を実践し、九条で命を守られた」と振り返った。
作家の雨宮処凛さんは「貧困で生存権を脅かされた人が『希望は戦争』と言う状況は、貧困層が戦争に駆り出される米国と近いものがある。軍事費を削って人が生きるために使うべきだ」と話した。
「人類の敵は貧困、病気、無学、人権侵害、テロ、温暖化。戦争ではなくせない。むしろひどくしている」と訴えたのは、米国の平和運動家コーラ・ワイスさん。元日弁連会長の土屋公献さんは「立派な軍隊を持ちつつ九条を世界に広めようとはおこがましいが、矛盾を打破して堂々と呼び掛けるべきだ」。
連合国軍総司令部(GHQ)で憲法草案を執筆した米国のベアテ・シロタ・ゴードンさんは「押し付けというが、自分より良いものは押し付けない。日本の憲法は米国より素晴らしい」と日本語で演説し、拍手を浴びた。
会議は作家井上ひさしさん、国際政治学者の武者小路公秀さん、歌手の加藤登紀子さんら各界の著名人が呼び掛け人となって催した。五日は分科会、六日は総会を開く。
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