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新世紀のビッグブラザーへblogより引用
わたしが日本のメディアの印象操作やミスリードを散々問題視しながら、今まで一度も朝日新聞について取り上げてこなかったのは、同紙については日付とテレビ欄以外は基本的に捏造で、新聞とは思っていないからです。もう少し真面目に書くと、他の新聞は八割の普通の報道に、二割の不的確な記事や印象操作を混ぜてくるのに対し、朝日新聞の場合は九割五分以上がプロパガンダだと考えているからです。
例えば最近、産経新聞の名物記者(失礼)福島香織さんが、中国の恐るべき奴隷労働(しかも、子供!)の摘発事件を配信しました。
「中国「童工」市場 未成年労働者の実態浮き彫りに」
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080502/chn0805022000005-n1.htm
『 【北京=福島香織】中国広東省東莞市の電子工場などで、四川省涼山彜族自治州の農村からだまされて連れて来られた子供が強制労働に従事させられていたことが、広東省地元紙・南方都市報の調査報道で明らかになった。
同紙の28日付以降の一連の報道によると、広東省一帯には、「童工」と呼ばれる未成年労働者の大規模な市場があり、この5年にわたり数百人が売られてきたという。多くが9歳から16歳の未成年。時間給3・8元以下と同市規定の最低賃金下回る賃金で、月360時間もの長時間労働を強制され、賃金の3分の2は仲買人らに搾取されていた。食事も数日に1回しか与えられず、少女だと仲買人らにレイプされたり、逃げた少年が殺害されたケースもあったという。(後略)』
このニュースが、朝日新聞の手に掛かると、
「中国・広東省 9歳女児らを工場に派遣」
『中国広東省東莞市で、未成年者を工場に派遣して低賃金で働かせる仲介業者がいたことが分かり、広東省当局が調査に乗り出した。多くは16歳以下の少女で、中には9歳の女児も含まれていたという。香港紙などが報じた。
報道によると、少女たちはいずれも四川省涼山イ族自治州からつれてこられ、工業地帯として知られる東莞市を拠点に広州や深センなど近くの工場に派遣されていた。時給は2.5〜3.8元(約40〜60円)と格安で、毎月の労働時間は300時間に達していたという。未成年者の派遣は数百人規模に上る可能性があるという。』
となります。(本記事のオンライン版はなし。08年05月02日 朝日新聞朝刊9面)
・・・あまりの醜さ(子供奴隷労働の方も、朝日新聞の方も)に、コメントしたく無いのですが、「9歳の少女を誘拐して奴隷工場で働かせた」と二秒でおぞましさを語れる事件を、「派遣労働」と報道する新聞記者は、率直に言って気が狂っているでしょう。
さすがは韓国の武装強盗団を、武装「スリ」団と言い換え、韓国犯罪者の武装を「護身」と呼んだ腐れメディアなだけはあります。というか、これと一緒くたに「メディア」と区分けされると、散々わたしが叩いた時事通信社や読売新聞も、さすがに気の毒になりますね。
この自由主義世界では類例のない、史上最低レベルの腐敗メディアである朝日新聞が、信じがたいほどの良記事を配信いたしました。(正直、連休中でデスクのチェックが緩かったとしか思えません。)
朝日新聞のオンラインからは、いつもすぐに記事が消えてしまうので、こちらにアーカイブしておきます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_06.html#Asahi080503
この武石英史郎記者の報道の注目点は、「朝日新聞が!」というのもありますが、それよりも内容の凄まじさ、チベット動乱における中共の残虐さを、リアルに、順を追ってに語った記事だという部分です。(恐らく、ここまで生々しく書いたのは、日本では初めてでは)
少し、時系列的に整理してみましょう。
■ 3月10日 ラサ郊外の寺院で起きたデモの噂が広がる
■ 3月14日午前10時 ラサ中心部で約30人のチベット人デモが始まる=>やがて、千人規模に膨れあがる
■ デモ隊が治安当局の車をひっくり返して気勢を上げると、警官隊が発砲を始める
■ チベット人のデモは更に続く
■ 午後3時頃 装甲車3台が催涙弾を発射。続いて装甲車の兵士が無差別発砲を開始=>デモ隊は逃亡
■ その後、中共側の兵士がチベット人を次々に連行
■ ソナムさんは何とか逃亡
ソナム氏の証言を読むと、中共、人民解放軍の残虐さが、六四天安門事件の頃と全く変わっていないことがよく分かります。
これまでの、中共のチベット動乱に関する妄言を見てみましょう。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080319/chn0803191052003-n1.htm
『(前略)チベット自治区のシャンパ・プンツォク主席は17日、騒乱の死者13人はいずれも暴徒による殺害や火事による焼死などで「治安部隊は発砲しておらず、戦車など人を殺害する武器は一切使っていない」と説明。中国外務省の劉建超報道官も治安部隊は「実弾を使用していない」と主張した。 』
この中共側の主張を、武石英史郎記者の報道は明らかに覆してしまうわけです。
しかも、5月6日に胡錦濤が来日するこのタイミングで、よりにもよって朝日新聞からこの報道とは。
全く裏面が分かりません。
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