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(回答先: 砂川裁判:元被告、怒りあらわ「司法の独立どこへ」(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 4 月 30 日 09:56:08)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080430-OYT1T00396.htm
米軍旧立川基地(東京都立川市)の拡張に反対するデモ隊らが基地内に侵入して逮捕された「砂川事件」を巡り、1959年、当時の駐日米大使が、事件が係属していた最高裁の長官と接触したり、外相に速やかな解決を求めたりしていたことを示す記録が米国立公文書館に残されていたことがわかった。
公文書は日米関係研究者の新原昭治(にいはらしょうじ)氏が今月10日、見つけたもので、マッカーサー大使が米国務省にあてた公電など計14点に上る。
砂川事件では59年3月、1審の東京地裁が、米軍の駐留を違憲とし、被告を無罪とした。検察側は異例の跳躍上告を行い、同年12月に最高裁大法廷は地裁判決を破棄した。
59年4月24日の国務長官あての公電には、大使が当時の田中耕太郎・最高裁長官と「内密に」話をし、田中長官は「本件は優先して扱っているが、日本の手続きでは審議が始まった後、決定まで少なくとも数か月かかる」と説明した、と記されていた。
地裁判決翌日の3月31日には、大使が藤山愛一郎外相と会談し、訴訟が長引けば混乱が拡大するとして、最高裁に直接、跳躍上告すべきだと進言したと、同日付の公電で報告していた。
新原氏は「当時は日米安保条約の改定に向けた交渉が行われている最中で、米側が無罪判決をつぶそうと日本政府に干渉していた実態を明らかにするものだ」と話している。
(2008年4月30日13時16分 読売新聞)
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