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<米大統領選>オバマ氏、恩師に事実上の「絶縁宣言」
4月30日11時6分配信 毎日新聞
【ワシントン大治朋子】米大統領選で民主党指名を争うバラク・オバマ上院議員(46)は29日、記者会見し、恩師の黒人牧師、ジェレミア・ライト師(66)について「私の考えとは相反する」と強調、事実上の「絶縁宣言」を行った。同師が前日の講演で「白人批判」を繰り返したことに危機感を強めたオバマ候補が事態収拾を図ったものだが、「牧師問題」の再燃は、白人層への浸透で弱みを持つオバマ氏に大きな打撃となりそうだ。
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「激しい憤りと悲しみを覚えた」。オバマ氏は遊説先のノースカロライナ州ウィンストンセーラムでの会見でこう語り、恩師の「過激発言」に、いら立ちをにじませた。ライト師は28日、ワシントンで講演。オバマ氏はこの講演に触れ、「昨日(演説で)見た人は、私が20年前に出会った人ではない」とも話し、恩師との事実上の決別を宣言した。
ライト師はオバマ氏の地元イリノイ州シカゴの教会に所属。オバマ氏の結婚式や娘の洗礼を行った。
同師が説教で「米国は金持ちの白人に支配されている」などと述べた様子が先月中旬、米メディアで報じられ、「反米、反白人的」と批判された。オバマ氏はその後の演説で「説教」の一部は批判したものの、「家族のような存在」とも語り、煮え切らない態度を示してきた。
「牧師問題」はその後いったん沈静化したが、ライト師は先週から各地で講演を開始。28日の演説では、自身への批判を「黒人教会への攻撃」と述べ、人種的対立を強調した。米政府が黒人らを虐殺するためエイズウイルスを開発したとの認識さえ示した。
民主党指名争いは首位のオバマ氏をヒラリー・クリントン上院議員(60)が追っている。米メディアは「牧師問題」の再燃が、今後のクリントン氏の「追い風になる」と報じている。
最近のオハイオ、ペンシルベニア両州予備選では、白人の支持率でクリントン氏がオバマ氏を25ポイント以上上回った。来月6日のインディアナ州予備選では、オバマ氏が白人層で支持を拡大できるかが焦点となっている。
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最終更新:4月30日12時7分
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