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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080427-00000006-gen-ent
山口2区補選 安倍万事休す
4月27日10時0分配信 日刊ゲンダイ
衆院山口2区補選(27日投開票)で、地元選出の安倍晋三前首相(53)が必死だ。自民候補の山本繁太郎(59)陣営の最前線にシャシャリ出ている。補選でハズミをつけて「政権放り出しの下痢首相」の汚名を晴らし“復権”をアピールしたい計算だが、そうは問屋が卸さない。
安倍は22日に訪問先のドイツから帰国するなり選挙区入り。24日午前には、岩国市の名勝「錦帯橋」で候補者と一緒に自転車遊説に繰り出した。
「安倍氏の肩入れぶりは凄まじい。告示前から『覚えて下さい』と山本氏の名前を連呼しながら、岩国市の中心地を回るなど目の色を変えて応援しています。外遊中も、子飼いの丸川珠代参院議員を選挙区に駆り出していた。現地入りを渋っていた福田首相にも電話で応援するようプッシュしたようです」(自民党関係者)
今回の補選、候補者選びも安倍が中心だ。当初は地元選出で知名度のある林芳正、実弟の岸信夫両参院議員のクラ替え出馬を画策。が、あえなく断られると、旧知の仲の山本に白羽の矢を立てた経緯がある。
「国交省OBの山本氏は耐震偽装事件のときの住宅局長。業界から『ザル法の建築基準法を放置した元凶』と酷評された人物です。そんな山本氏と安倍氏は同じ山口出身ということで、官房長官時代から関係が深く、首相に就任すると、山本氏を内閣官房審議官に抜擢したのです」(官邸事情通)
候補が決まるや、安倍は家族ぐるみの選挙戦を進めてきた。
「山口2区は中選挙区時代に祖父の岸信介、大叔父の佐藤栄作を輩出した一族の地盤。ただ両方は対立していて、その後の選挙では足を引っ張り合ってきた。だから保守王国なのに民主党の平岡秀夫議員が連続当選したのです。しかし、今回は岸の実娘で安倍の“ゴッドマザー”である洋子さんまで地元に入って両家をまとめた。必勝態勢はできたのですが……」(地元関係者)
だが、自民党への批判票は、岸・佐藤家の基礎票をはるかに超え、現時点では自民は大苦戦だ。
「安倍氏にすれば、今回の補選を復権の足がかりにしたい思惑が強い。でも大差で負けたら、“安倍の人気と集票力は地に落ちた”“地元でも用済みとなった”ということで、復権どころか一巻の終わりです」(地元関係者)
最近、安倍は「福田さんも、政権を投げ出すかもしれないな」と漏らし、麻生擁立に動いたり、女房をダライ・ラマに会わせてイイ気になっているが、肝心の足元が崩れてしまっては話にならない。
最終更新:4月27日10時0分
参考情報:
http://nsearch.yahoo.co.jp/bin/search?to=2&p=%c6%fc%b4%a9%a5%b2%a5%f3%a5%c0%a5%a4
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