★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK49 > 514.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
新世紀のビッグブラザーへblogより引用
新華社通信が「長野聖火リレー、観衆は祝意を示した」などと不気味な報道をし、中国人に反日感情の火消しに努めていたので、もしかして、と思っていましたが、やはり無理だったようです。
『聖火リレー 中国報道は日本非難 “被害者”を強調
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080426/chn0804261818006-n1.htm
【北京=川越一】長野市で行われた北京五輪聖火リレーで日本人と中国人の間で小競り合いが起き、中国人が負傷したことについて中国共産党機関紙、人民日報傘下の「環球時報」(電子版)は26日、「日本の民族主義者が中国人留学生を殴打した」などと報じ、中国人が“被害者”であることをアピールした。
同紙は、数千人の中国人留学生らが中国国旗を振って聖火を歓迎したが、100人余りの「日本民族主義者」が聖火リレーのムードを台無しにしたと主張。第二次世界大戦時の旭日旗を掲げ、「中国人は帰れ!」などと罵声(ばせい)を飛ばしたと報じた。また「フランス通信(AFP)が『中国と日本の関係は不穏で、中国は日本の民族主義者に目の敵にされている』と伝えた」とも報じている。
同紙は目撃者の話として、右翼団体のメンバーが突然車道に飛び出し、中国人留学生から中国国旗を奪い取ろうとし、殴るけるの暴行を加えたとしている。負傷者の1人は頭から出血し、周囲の中国人らが中国国旗で止血するなどの応急処置を施したと伝えた。
一方、聖火リレーの開始と終了を速報した中国国営新華社通信は26日午後5時(日本時間同6時)になって、数回にわたってリレーに乱入者があったと伝えた。また、リレーの最中、異例の早さで映像を流した中国中央テレビも、卓球の福原愛がトーチを手に走る姿は報じたが、その後、チベットの旗を手にした男が乱入した場面はカット。歓迎ムードの中でリレーは終了したとの報道に終始した。
◇
海外の主要メディアは26日、長野市での聖火リレーが警察の厳重な警備体制のなか、大きな混乱もなく終了したことを速報した。
AP通信は、警備により「お祭り気分が薄れた」と報道。リレーを妨害しようとした5人が逮捕されたことや、中国人留学生ら中国支持グループとチベット弾圧に抗議する人々が散発的に対立したことも伝えた。
ロイター通信は、日本政府の対応について「来月予定されている中国の胡錦濤国家主席の来日を前に、大混乱はなんとしても避けたかった」と指摘した。』
ご存じの方も多いとは思いますが、環球時報は中国の反日青年たちの愛読紙で、反日を煽る際にはかなりの影響力がある新聞です。その新聞で、長野聖火リレーで中国人が負傷した事を報道したのです。これで中国の反日青年たちのハートに火がつかないわけがありません。
今回の長野での日本人による「チベット抗議」は、想像以上に日本の反中感情が強いことを見せつけましたが、中国人の反日感情は、その比ではありません。
恐らく、明日中には何らかのフィードバックがあるでしょう。
胡錦濤来日を控える中国当局は、必死に火消しに努め、ダライラマとの対話の意思表示まで示しましたが、これが却って日欧米の圧力に屈したように映り、反日青年の魂を燃え上がらせる事でしょう。(かなりタイミングが悪かったです。ダライラマとの対話報道は)
もしもここ数日で何らかの反日暴動が起き、その直後に胡錦濤が来日したらどうなるでしょう。幾ら日本のメディアがお花畑な報道に専念しても、中国青年たちの目には、胡錦濤が謝罪に日本を訪れた風に映るでしょう。そして、それが更なる反日暴動を煽る、悪循環に陥りかねません。
今回のゴールデンウィークは、日本人の対中観光が激減しているようですが、これは本当に不幸中の幸いだったと思います。中国での反日暴動は、明日、いや今晩から始まるかも知れないのです。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK49掲示板
フォローアップ: