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http://www.amakiblog.com/archives/2008/04/23/#000837
2008年04月23日
それでも自民党を支持する国民が存在する理由
政府・与党はガソリン税などを復活させる税制関連法案の再可決、成立を30日に強行する方針を固めたという。これがいっせいに23日の各紙で報じられている。
いい度胸だ。天下分け目の27日の山口補選に勝つつもりなのか。
福田自民党のこの開き直りをどう理解すればいいのか。
考えても見るがいい。道路財源のムダ、後期高齢者医療制度、年金記録漏れ、急落する内閣支持率、政権放り投げ安倍前首相の地元など、自民党にとってプラス材料は何一つ無い。それでも山口補選は「接戦」、「大混戦」であるという。
この期に及んで誰が自公政権に投票するのだろうか。その疑問に見事に答えてくれた記事を見つけた。4月23日の日刊ゲンダイで政治学者の土屋彰久氏がこう言っている。
「イジメられている庶民や老人からすれば、自民党政治ケシカランですが、自民党は国民全体をイジメているわけではありません。現体制で利権にあずかって得している層や企業、儲けている勝ち組がいます。こうした層が自民党の根強い固定支持者であり、庶民がいくら反発しようと、政権を応援しているのです・・・」
ズバリこれである。これが日本の現実である。
しかも自民党はその固定支持者に徹底的に金をばら撒こうとしてきた。それを日刊ゲンダイは次のように書いている。
・・・やっぱりウラは利権とカネだ・・・山口県は8人の首相を輩出した保守王国。有力政治家が政界中枢を歩むごとに、地元に大型公共事業が転がり込んできた・・・このような土地柄だから有権者は地域や親戚、企業とのつながりを重視し、利益誘導型の自民候補に投票してしまうのだ・・・
問題なのは山口のような選挙区が全国に無数ににあることだ、と法政大学の五十嵐教授が次のように言う。
「・・・経済が疲弊しきった地方なら、なおさら公共事業に頼るしかなく、『仕事』を引っ張ってくる与党議員がガ然有利となる。
しかし地方経済を麻痺させた元凶は何か。戦後連綿と続いてきた自民党政治ではないか。
疲弊した地方が自民党支持に回るほど、ますます地方イジメが続く。そんな悪循環を今こそ断ち切る時期です。」
山口県民は果たしてどちらに投票するのか。その結果が日本の政治を動かす。
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