★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK49 > 426.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.asyura2.com/08/hasan56/msg/257.html
>>小泉首相の郵政民営化の強行採決の狙いは郵貯簡保の300兆円の預貯金ですが、やはりアメリカに献上するための目的だったらしい。日本はすでに85年のプラザ合意でアメリカのドル債権が半値になりましたが、それにも懲りずに政府は米国債を買い続けている。いわばアメリカに金を貸し続けているのですが、アメリカはその債務を返すつもりがない。
竹中氏の発言によれば、郵貯銀行の貯金残高は186兆円ほどですが、世界最大の金融機関であり、アメリカ政府がこの金を狙っているようだ。もし郵貯銀行の株式が外資によって買い占められれば郵貯簡保の300兆円がアメリカにもって行かれてしまうことは火を見るより明らかであり、サブプライムで大穴を明けた金融機関を救うためにはもってこいの金になる。
それよりも政府日銀には100兆円あまりの米国債を持っているのですが、それを貸したらどうだろう。どっちみち売るに売れない米国債だから丁度いい使い道になる。ただし無担保ではなくアラスカとハワイを担保にして、万が一踏み倒した時の用心の為に核ミサイルも持っておいたほうがいいだろう。それを認めなければ貸さなければいいだけの話だ。
中東の産油国や中国も金を持っていますが、200兆円近い金を右から左に貸すような大金は持っていない。世界で日本の郵貯銀行しかそれだけの金はないのだ。しかしそれは日本国民の個人の金であり血と汗の塊だ。今までは郵貯は日本国債で運用されてきましたが、民営化されたことで自ら資金運用しなければならなくなった。
その資金運用先には多くの外資系ファンドが委託先になっていますが、以前にもこの事は「株式日記」に書きました。日本は全部あわせて1500兆円の金融資産があるわけですが、日本が世界の資金の供給元になっている。それが出来るのも預金残高だけではなく世界一の経済競争力があるからです。
世界的に見れば、世界一安い金利の日本から金を借りて、アメリカのファンドが新興国に金を貸して運用する。新興国はアメリカの軍事力があるから踏み倒す事は出来ない。しかし日本からアメリカに貸した金は日本にちゃんと返って来るのだろうか? サブプライムで運用に失敗したファンドは日本に金を返せるのだろうか?
一昨年に日本銀行は0,25%づつ金利を上げましたが、その度に世界同時株安が起きた。アメリカのファンドは投資に何倍にもレバレッジをかけて運用しているから、わずかな金利上昇にも敏感にならざるを得ない。欧米の債券相場の暴落は、レバレッジがかかっているからとてつもない欠損が生まれているはずだ。デリバティブの中身は全く分からないが、ベアースターンズ社を潰す事ができなかったのもデリバティブのとんでもない金額があるからだ。
借金の取り立て屋のアメリカが借金で首が回らなくなれば、世界の金融も回らなくなる。日本が軍事大国になり日本から直接に新興国に金を貸せば金は回りますが、日本には核ミサイルがないから新興国も馬鹿にして借金を踏み倒すだろう。だからアメリカに金融能力が無くなると世界に金が回らなくなる。
金貸しは一番効率がいい商売ですが、問題はどうやって借金の取立てをするかですが、軍事力で脅しが効かないと担保を取りあげる事はできない。戦前の日本は朝鮮や満州に直接金を貸しましたが戦争に負けて借金は踏み倒された。だからユダヤ商人もスペインやイギリスやアメリカといった世界一の軍事大国の軒先を借りて金融業をしてきましたが、アメリカが首が回らなくなれば次の軍事大国の軒先を探さなければならない。
本来ならば経済大国が軍事大国になるのが常識ですが、日本はGDPの1%も軍事費に使っていない。だから金が溜まってしょうがないのですが、金は貸すなりして回さなければ世界が金詰りになってしまう。だから日本も金を貸して、借金を取り立てるための軍事力を持たなければならない。日本は巨額の金をアメリカに貸していますが、それを取り立てるためにはアメリカを抑え込むだけの軍事力が必要だ。
今までは日本がアメリカのファンドに金を貸して、アメリカは軍事力を楯に借金の回収を行なってきた。いわば共存共栄の同盟だったのですが、アメリカがサブプライムで躓いてしまった。金貸し屋の日本は取立て屋の用心棒を救って今までどおりの同盟を続けるか思案のしどころですが、アメリカという用心棒も中国と手を組んで日本を潰しに来るかもしれない。ユダヤ商人たちは中国が次の軍事大国と見込んでいるふしがあるからだ。
ユダヤ商人から見ればアメリカも一つの軒先に過ぎず仮の宿であり、アメリカが駄目になれば次の覇権国家に移ればいいだけの話だ。しかし日本はなかなか軍事大国化しようとしないから金だけ稼いで貯め込んでばかりいる。しかしそれでは世界の経済は疲弊してしまうのであり、経済大国の責務として世界に投資をして金を回す必要がある。今まではアメリカに預けて金を回してきたが、アメリカを用心棒にしていくべきだろうか? アメリカが忠実な用心棒ならいいがイラクで暴れまわって余計なことばかりしている。イスラエルという悪い女に騙されているのだ。
日本はアメリカを上回る超ハイテク兵器を開発してアメリカを上回る軍事大国となって、ユダヤ商人たちに金を貸して運用させればいいのではないかと思う。アメリカは石油が枯渇すればただの大国になるだろう。アメリカも金が無くなれば超ハイテク兵器も開発できなくなる。そうなれば軍事力も低下して軍事超大国ではいられなくなる。
20世紀は石油の時代でしたが、21世紀はエレクトロニクスの時代だ。自動車も船も飛行機も電機で動くようになるだろう。電気は水素と酸素を燃やして燃料電池として電力を得るようになる。水素と酸素は水を700度に熱してイオン分解すれば得られるのであり、海水は無限にある。つまり日本はエネルギーの制約から解放されて、技術力で世界をリードするようになる。
話が飛びましたが、竹中平蔵は日本人の顔をしたアメリカ人であり、日本の繁栄よりもアメリカの繁栄の為に働いている。アメリカが日本に忠実な用心棒ならいいのですが、クリントンのアメリカは中国と手を組んで日本を潰しに来た。ブッシュもやはり中国の犬だった。ポールソンは米中間を行ったり来たりして何をしているのだろうか? 中国は確かに今は金を持っている。それは中国人民の奴隷的低賃金で稼いだ金だ。
その矛盾が北京オリンピックで爆発して中国は破綻していくだろう。中国には資源もあまりなく水もなく食糧すら輸入している。輸出に頼る経済は元が上がれば競争力もなくなる。日本のように円が4倍に値上がりしても自動車や家電製品は売れている。中国やアメリカにはこのような技術力がない。だから米中は密約を結んで日本のマネーを毟り取ろうと企んでいる。だからポールソンは米中を行ったり来たりしているのだ。>>
[私のコメント]
日本がかくも劣化したのは公明党が与党入りしてからだと思う。特に小泉政権になってからの5年間はアメリカにとって願ったり、適ったりだったのだろう。これ以上アメリカの言いなりになるのは真っ平ご免だ。とはいえ日本が核を持って借金取立てのできる軍事大国になるのも考え物だ。良質の軍事、経済大国とは如何なるものになるのだろう。食糧と軍事、外交、金融の上手な管理、運営、どれも高度な専門性のある愛国人材が必要である。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK49掲示板
フォローアップ: