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ベンジャミン・フルフォード  「ダライ・ラマと中国」
http://www.asyura2.com/08/senkyo49/msg/252.html
投稿者 新世紀人 日時 2008 年 4 月 13 日 16:40:37: uj2zhYZWUUp16
 

http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/

April 12, 2008
ダライ・ラマと中国

ダライ・ラマが来日する度、日本の仏教徒の各宗派の多くは嫌がる。何故なら彼は毎回莫大な資金援助を頼む。このような理由でダライ・ラマをお金に強欲という人も多いが、彼は欧米で仏教のイメージを非常に良くしてきた人物である。彼のお陰で沢山の欧米のインテリ層が仏教に興味を持った。彼は長年欧米の結社のPRの経験もしてきたから、その知識を豊かに持っている。

中国政府はダライ・ラマに資金を沢山オファーするなどして、彼との交渉を進めるべきである。彼は中国が仏教の国であるという素晴らしいPRマンになることができる。中国はまだまだPRが下手で、欧米に学ぶべきことが沢山ある。

チベット問題に関してはカナダや他の国の少数民族対策を勉強し、お互いにとって最善でこれから良い関係になるための交渉を早く始めるべきだ。そうしないと外国勢力が少数民族問題を悪用する隙ができてしまう。

Posted at 12:28 PM | Permalink | Comments (11) | TrackBack (0)

[新世紀人コメント]
フルフォード氏は慎重に書いているが、今回の北京オリンピック絡みのチベットの事態は実は深刻であろうと思う。
イラダ・マラ(ダライ・ラマでしたね。いや失礼?)がチベットのそしてラマ教の最高指導者の一人としてチベット人達から崇められている事はチベット人が暫くはラマ教から精神的に自由にはまだまだなり得ない事を示しています。
そして彼が苦悩する指導者としての姿を見せる事無く、「チベットが中国の一部である」などと口走り、「聖火ランナーを妨害するな。非暴力でゆけ」などとおよそ本心とはかけ離れている言葉を口走ったりしていて、国際政治の駆け引きの謀略に利用され、しかも彼自身自らが積極的に利用されようとしている権力主義的な有様は将来のラマ教の行く末を暗示しているように窺えるからだ。昔の日本の僧兵の有様です。
私が彼の行いで許せないのは、アフガニスタンやイラクやパレスチナの抵抗人民のような武力抵抗が出来ない状態にあるチベット人民を素手のままでチャイナへの抵抗運動に追いやって、銃口の前に彼らの命を標的として差し出して、対チャイナ攻撃の「国際謀略という猛獣」への「生贄・生きた餌」として自らの子として扱うべき人民を差し出した事なのです。
腹を空かせたライオンや虎の檻の中へ生きたウサギや猫などを投げ込んだのだ。
赦されざる行いだ。このような行いは、将来の運命を決定付ける事になるでしょう。
ラマ教自体がどうなるかを私は憂いているのではなく(宗教の辿る運命は決まっている)、その精神的支配下にあるチベット人民の将来を憂うのです。

一方、チャイナのチベット占領はその政策を戦前大日本帝国の朝鮮支配を学び参考にしている可能性があります。しかし、戦前日本よりも遥かに過酷で侵略性の高いものです。
チャイナのチベット支配は人民解放軍の進駐に対するチベット人の要請なんかは有り得ない状況で行われたものであり、侵略と断ずるべきだと考えます。対インドや国民党の侵攻に備えたものであったとしても大いに行き過ぎです。
ベトナムのカンボジア侵攻(実は侵略)に対し、懲罰戦争を行ったチャイナは自己弁護は出来ない筈でしょう。
しかし、米英や仏といった国際社会?なるインチキ国際派には発言権はありません。お前達は「黙ってろ!」だ。彼らに発言権は無い!!
イスラエルがチャイナを攻撃しないのは実に巧い米英仏とイスラエルの洗練された謀略政治であります。

チャイナはインドや東南アジア諸国ともチベット問題を広く話し合うべきでしょう。

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