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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10087698878.html 2008-04-12 17:52:40 文部科学省(というより日本国)がこれほどまでに全国一斉にこだわるのはなぜだろう?一つのヒントがこの本にある。 川田龍平参議院議員と結婚して話題となった堤未香さんの著作「ルポ『貧困大国アメリカ』」(岩波新書700円)がそれである。そこには近未来の日本の状況が描かれているという。例えばどんなことか?アメリカには2002年に施行された「教育改革」として、「落ちこぼれゼロ法」なるものが存在する。表向きには低学力の生徒を一掃することがその趣旨である。だが、学力テストを行うことのほかにこの法律には ― 全米すべての高校は生徒の個人情報を軍に提出し、拒否すればその高校には補助金カットの罰則が科せられる ― が盛り込まれているのだ。 「貧困大国アメリカ」によると、個人情報というのは、親の年収から始まって高校生の携帯電話の番号まで含むと言うから物凄い。これらの個人情報によって貧しくて前途の見通しが暗い生徒をピックアップし、軍にリクルートの上、イラクやアフガンに送り出して戦死してもらうという寸法だ。おそらく「落ちこぼれゼロ」をうたい文句にしているが、こちらの方が真の目的なのだろう。大学への奨学金をエサにして、軍隊に入れば将来の見通しは明るくなるよと甘い言葉で釣りあげるのだ。 そこで日本の学力テストだ。やはり生活環境まで調査するようになっている。(参照サイト…「実は家庭環境調査?」)学力テストに加えて今年からは体力テストも全国一斉に実施するというから、学力、生活環境、それに身体能力まで国家が掌握することになる。文部科学省によって調査される内容が将来、憲法9条を改悪して戦争する国になったとき、兵士徴募にも利用されるのでは?そう想像するとぞっとする。 現在のアメリカは日本の近未来の姿なのだ。今年の学力テストは4月22日に実施される。
gataro-cloneの投稿
米国の後を追う日本 学力テストに名を借りたデータづくり 「貧困大国アメリカ」が教えるもの
テーマ:教育への権力の不当介入
文部科学省は、昨年から始めた学力テストを一つとしてもれることなく、何が何でも全自治体で実施したいのだ。唯一不参加なのが岐阜県の犬山市だったが、ここも教育委員を増員して学力テスト実施賛成の教育委員が多数となるので、来年度はどうやら実施することになる。(参照エントリー…<今年も「学テ」不実施選択だが>犬山市長、委員増を提案へ 来年テスト参加の可能性【東京新聞】)
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