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2008年04月10日
最強の平和主義者である今上天皇に、私は限りない敬意を抱く
これまで断片的に報道されてきた今上天皇のお言葉から、私は、陛下の平和に対する強い思いを感じ取ってきた者の一人である。
その天皇陛下が、「核兵器は放射能を持っているので、通常の兵器と比べると影響が長い。核兵器の問題は長く記憶されていく必要があると思います」と話された事を知って、あらためて深い感銘を受けた。
8日、マーシャル諸島のトメイン大統領と会談し、トメイン大統領が、「第五福竜丸の展示館を訪問する予定である」と話した際、そう応答されたと、9日の朝日新聞と10日の東京新聞が小さく報じていた。
いうまでもなく、マーシャル諸島とは、1954年に米国が核実験を行い、日本の遠洋マグロ漁船「第五福竜丸」が被爆し、乗組員久保山愛吉さんが犠牲になった場所だ。これがきっかけでわが国の反核運動が始まった事件だ。
日本国憲法成立過程の歴史を正しく理解している者であれば、日本国憲法における第一条(天皇制)と引き換えに第九条(戦争放棄、軍事力不保持)が定められた事を知る。
太平洋戦争の開戦と敗戦、そしてマッカーサーによる占領と東京裁判。その史実を知れば知るほど、昭和天皇が果たした役割の大きさを知る。
昭和天皇の責任の重さを実感し、それを一身に担い続ける覚悟があるからこそ、今上天皇は、自らの役割を「平和国家日本」の象徴である事に徹底されているように見られる。
「核兵器の問題は長く記憶されていく必要があると思います」
その言葉に敬意を抱く。感動すら覚える。
その今上天皇に、私は最強の平和主義者の姿を見る。その天皇陛下とともに、我々はこの日本を本当の平和国家にしていかなければならない。その平和国家日本を世界に発信していかなければならないと思う。
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