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2008年04月04日
ねじれ国会こそ政治を変えつつある
4日の産経新聞「断」というコラムで山口弘和というタレントが「いいぞ!ねじれ国会」と題して次のように書いていた。これほど共感できる文章に、私は久しくお目にかかった事がない。きわめて爽快な気分だ。
それにしても、一タレントでもここまで政治がわかるのだ。
そう言うとタレントに失礼になるから、こう言い換えたい。
あまたいる政治記者、評論家たちは、一体どこを見て、偉そうな政治解説をしているのか、と。
・・・参議院で野党が与党を上回ったことで起きた衆参ねじれ国会。国会審議がスムーズに進まず、空転している事を嘆く声がある。しかし、本当にそうか。
ねじれていない“正常”な国会で審議が形式的すぎ、不十分だったのではないか。それが証拠に、社会保険庁や厚生労働省の年金問題、道路整備特別会計を好き勝手に使ってきた国土交通省と天下り先の独立行政法人・・・とまあ、汚れた雑巾を絞った泥水のように汚い話が次つぎと出てきた。
日本という家の管理を委託していた政治家や役人の仕事振りときたら、汚いものを押入れに押しこんで外から見えないようにしていただけ・・・有権者は騙されてきた。しかし、汚れたモノはいずれ悪臭を放つ。そのことに気づいた鼻のきく有権者が、においの元を探るために選択したのがねじれ国会なのだ。
これが実にいい!この際、しばらく国会にはねじれていてもらいましょう。政府や市場関係者は、「国会の空転は、景気に悪影響を及ぼす」と目先の損得を心配するが、冗談じゃない!見えないところでどれだけ税金が無駄になっていたか。
その損失を考えれば、見える空転のほうがまだ有益だ。いまこそ有権者は、埃を被ったガラクタをじっくり選別すべきだろう。
税金の無駄遣いを追及する国会へ模様替えするために、ねじれている間に大掃除だ。
ただし、ねじり過ぎて元に戻る事だけはしないでくれ。
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