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この間、羽毛田宮内庁長官による皇太子への「異例の発言」をめぐって、さまざまにマスコミ上で取りざたされている。天皇夫婦と愛子が会う機会をつくっていきたいとした以前の皇太子の発言が実行されていないとして、「殿下ご自身が会見で発言されたことなので、大切になさっていただきたい」と述べた件である。これに対して皇太子は、2月の誕生日会見で「御所に参内する頻度についてもできる限り心掛けてまいりたい」「家族のプライベートな事柄ですので、これ以上立入ってお話をするのは、差し控えたい」などと答えている。 これが、いわゆる「人格否定発言」以降の、アキヒト・ミチコvsナルヒト・マサコの、「内ゲバ」の流れにあることははっきりしている。彼らは、マスコミを舞台に、親子のケンカを公然化しているのだ。だがそれは、たんなる親子の感情のもつれといったようなものではありえない。おりしも、アキヒトの健康問題があらためて浮上し、「公務の軽減」も検討されている。在位20年の年を迎え、確実に次なる「Xデー」が近づいている。そういう時期に、「公務」への欠席を続けるマサコをも統制できず、「マイホーム」主義に埋没しているかのような皇太子の姿勢に対する、天皇の側からの「苦言」が表現されているとみるべきである。問題はまさに、次の天皇制のあり方をめぐる、政治方向の確定に関するものとしてあるのだ。 前天皇ヒロヒトの死によって、それまで「天皇誕生日」であった4月29日は、新設の「みどりの日」となった。それは、直接の戦争責任を身にまとわず、環境問題に心を砕くという、アキヒト天皇制の「クリーンでグリーン」なイメージを打ち出す政治としてあった。戦争責任については、また、かつて侵略した国や交戦国への「皇室外交」を活発に展開することで、欺瞞的な「清算」の儀式を担ってきた。昨年から「みどりの日」は「昭和の日」に衣替えした。それは、自衛隊の海外派兵の日常化に象徴される、この間急速にすすんだ日本の政治・社会の「右傾化」状況が後押ししたという側面が無視できない。しかし、地球温暖化が世界的な大問題とされている今、そこでも環境問題とヒロヒトとを結びつけるキャンペーンとして、アキヒト天皇の「20年」に接続する面が強調されているのである。 環境問題との関係は、「みどりの日」だけでなく「海づくり大会」、「植樹祭」という全国をめぐる天皇イベントによって持続的につくられ続けてきている。 われわれは今年も、「昭和の日」を、天皇制の戦争責任・戦後責任を問い続け、「クリーンでグリーン」を装うアキヒト天皇制の政治性を撃つための行動の日として位置づけ、集会とデモを行っていきたい。われわれはそれを、7月の洞爺湖「環境サミット」、アキヒト「在位20年」キャンペーンへの反対へと連動する政治課題として位置づけてゆきたいと考えている。実行委員会への参加、賛同を訴えます。 4・29反「昭和の日」行動実行委員会 〈呼びかけ団体〉アジア連帯講座/国連・憲法問題研究会/昭和天皇記念館廃館準備委員会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/反天皇制運動連絡会/靖国解体企画/連帯社/労働運動活動者評議会 4月29日(火・休) |
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