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三月二十二日、東京六本木の三河台公園で、中国政府によるチベット人に対する弾圧に抗議する「チベットに自由を チベットに人権を ONE WORLD ONE DREAM(世界はひとつ 夢はひとつ)」集会と中国大使館へ向けたデモが行われ、在日チベット人を中心に千人が集まった。
最初に、「中国政府が武力弾圧をしたことは事実、チベット人は平和的なデモをやっていた。亡くなったチベット人のために一分間の黙祷を行いたい」と司会者が提起し、全体で黙祷を行った。
チベット人の司会者が「チベットの子どもたちが命がけでヒマラヤを超えて亡命している。チベット人たちはおとなしい人たちだ。よっぽどのことがあるから抗議行動に立ち上がった」と説明してから、ダライ・ラマ14世法王と亡命政府の弾圧の中止と平和解決を求める声明を紹介した。
チベット議員連盟の牧野聖修さん(民主党・前衆院議員)が今回の行動の政治的基調を報告した(別掲)。続いて松村仁映画監督が映画つくりで取材したチベットでの経験を語った。
在日チベット人の代表が「世界中で抗議デモが起きている。私たちは北京オリンピックに反対しているわけではない。真のチベットの自治を求めている。悲しみと絶望のなかで、抗議デモをしている。今回の抗議行動はダライ・ラマ14世の策略ではない。中国政府はマスコミの自由な報道を許していない。チベット人の暴力的行為だけが流されているが、中国人がチベット人に何をしているのか分からないようにしている。真の姿を報道してほしい。少しでもチベット問題に関心をもってほしい」と訴えた。 中国政府への要請ハガキ運動 北海道出身と熊本からきた支援者が連帯のあいさつをした。最後にアムネスティ・インターナショナル日本が中国政府に対して以下を要請するはがき運動を緊急に行っていることを提起した。 「表現の自由を尊重し、拘束されたチベット人の釈放を。b表現・結社・集会の自由を尊重し、平和的なデモ参加者の逮捕・拘禁を止めることb銃火器の使用など、デモ参加者への過剰な武力の行使を避けることb今回の事件で拘束されたすべての人びとの消息を明らかにし、拷問などが行われないよう保証することbすべての被拘束者が弁護人に会うことができ、また医療を受けられるようにすることb起訴された人びとが国際基準と合致した公正な裁判を受けられるよう保証することbジャーナリストが現地に障害なく入り取材できるように保証することb現在の事件について、独立した国連の調査を受け入れること」。 さらに、日本政府に対して、中国政府がチベットの人権の回復をするように働きかける要請はがきも行っていることを報告した。 集会参加者全員が「チベット人への弾圧を中止せよ」「チベットに自由を」「チベットに人権を」とシュプレヒコールを行い、中国大使館に向けてデモを行った。 (M)
牧野聖修さんの発言から国際的な働きかけで真実を解明しよう対話と非暴力でがんばっているチベット人へ連帯の拍手を! 奪われた民族のアイデンティティを取り戻そう。ラサの千人のチベット僧侶が軍用機に乗せられて、どこかに移送されたという。残された僧侶に対して水も食料も与えられず危機的状況だ。戒厳令下で一般住民は外出できなく健康を害している。 中国政府はチベット人の僧侶が店を壊している映像を流しているが、商店街を壊しているのはラサの人ではない。中国の挑発者の可能性もある。真実を求めていくべきだ。チベット人の良識を信じてほしい。胡錦濤がラサに入った時、チベット人は(平和的手段の)ハンストで抗議した。私もその現場にいた。温家宝首相は「ダライ・ラマが分裂を策している」と非難しているが、武力侵略したのは中国であり、これに抵抗するのは正当なことだ。 今日の行動の目的は、中国政府に対して、@弾圧を即刻やめさせることA中国からチベットを守る。囚われている人々の解放を。チベットに日常生活を回復させる。日本政府に対して、@チベット問題を解決するために、中国政府に向かっていけA国連は中国の弾圧をやめさせるために、迅速に動くべきだ。北海道から九州まで広がる支援 世界の自由と人権を守るために行動をしよう。チベット問題の解決は何年いや百年かかるかもしれない。後世の皆さんによかったと言われるようにしたい。今日の行動に北海道から九州まで参加してきている。今後、個人・団体でチベット支援のために連絡協議会をつくって運動をすすめていきたい。こんなに多くのチベット支援が行われたのは日本で初めてだ。超党派の国会議員が声明を出した。宗教関係者、湯川れい子さんなどの芸術家が賛同した今後大きな集会を準備している。(発言要旨、文責編集部) |
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