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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080325-00000005-gen-ent
3月25日10時0分配信 日刊ゲンダイ
イージス艦衝突事故で防衛省が21日に公表した中間報告。見張り役が「通り雨」を理由に甲板に出ず、通常7人のレーダー要員が3、4人だけ。衝突の回避行動を起こしたのは事故1分前で、艦橋の当直士官が「近い、近い」と声を上げるまで、誰ひとり危険を察知できなかったというのだ。
たるみきった海自の実態には辟易(へきえき)するが、回避行動に至る乗組員同士の連絡態勢など再発防止につながる部分の記載はゼロ。二転三転した事故後の説明対応にも触れずじまい。大臣が大切にしたはずの被害者家族の思いは完全に無視された。
これまでの説明と食い違う部分もある。
「事故直後に石破防衛相は『事故12分前に漁船・清徳丸とみられる“赤と白の灯火”を、2分前に“緑の光”を視認した』などと説明しましたが、事故調査委員会は『委員会の調査でこれらの情報は得られていない』と結論付けたのです」(防衛省事情通)
いったい、これまでの石破の説明は何だったのか、と言いたくなる。
「中途半端な報告となったのは、石破大臣の焦りが原因。事故原因を調査するにも、海上保安庁による捜査が優先し、事故調は核心部分を知る乗組員に接触できていません。それでも大臣は事故調のシリを叩き、急ピッチで報告をまとめさせた。形ばかりの報告を公表し、事故の幕引きを図ろうとしているのがミエミエです」(防衛省関係者)
石破防衛相は中間報告と同時に、海自隊員88人の処分を発表。自分も閣僚手当2カ月分(32万円)を返納するそうだが、後は“トカゲの尻尾切り”よろしく、海保に事故の当直士官を立件させて、知らんぷりを決め込むつもりだ。
この国より、我が身を守ることの方が大事なようで……。
最終更新:3月25日10時0分
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